はじめに
Amazon EBS (Amazon Elastic Block Store)
・耐久性に優れたブロックレベルのストレージボリューム。
・EC2インスタンスにアタッチして利用する。
EBSの種類
Amazon EBS ボリュームの種類 - Amazon Elastic Compute Cloud
■ 汎用 SSD ボリューム
・汎用 SSD (gp2) ボリューム
・汎用 SSD (gp3) ボリューム — 最新世代の汎用 SSD ボリューム
■ Provisioned IOPS SSD ボリューム
・Provisioned IOPS SSD (io2) ボリューム
・プロビジョンド IOPS SSD (io2) Block Express ボリューム
・Provisioned IOPS SSD (io1) ボリューム
■ スループット最適化 HDD ボリューム
■ Cold HDD ボリューム
特徴
■ gp3
最新世代の汎用 SSD ボリューム。
サイズに関係なく、IOPS:3000、スループット:125MB/秒。
追加料金で、最大IOPS:16000、スループット:1000 MB/秒のパフォーマンスが可能。
→ 自分でパフォーマンス性能を設定する。
東京リージョンの料金
ハイパフォーマンスブロックストレージの料金 – Amazon EBS の料金 – Amazon Web Services
gp3のストレージ料金 0.096USD/GB 月
【追加料金】
IOPS
無料の 3,000 IOPS、および 3,000 を超えた分について 1 か月におけるプロビジョンド IOPS あたり 0.006USD
スループット
無料の 125 MB/秒、および 125 を超えた分について 1 か月におけるプロビジョンド MB/秒あたり 0.048USD
IOPS | スループット | 追加料金 |
---|---|---|
3000 | 125MB/秒 | なし |
3000 | 128MB/秒 | 0.14 USD |
3000 | 250MB/秒 | 6.00 USD |
6000 | 250MB/秒 | 24.00 USD |
16000 | 1000MB/秒 | 120.00 USD |
【1ヶ月あたりの料金比較表】
追加料金なしの場合、170GBまではgp2とほぼ同性能(※1)で使用できる。
ただし、170GBを超えてからパフォーマンスが少しずつ低下(※2)し、1000GBを超えるとさらに低下(※3)する。
※1 スループットが128MB/秒 → 125MB/秒に低下。
※2 500GBの場合、スループットが250MB/秒 → 125MB/秒に低下。
※3 2000GBの場合、IOPSが 6000 → 3000、スループットが250MB/秒 → 125MB/秒に低下。
サイズ | 追加料金なしのgp3料金 | gp2と同性能のgp3料金 | gp2料金 |
---|---|---|---|
100GB | 9.60 USD | 9.74 USD | 12.00 USD |
170GB | 16.32 USD | 16.46 USD | 20.40 USD |
500GB | 48.00 USD | 54.00 USD | 60.00 USD |
1000GB | 96.00 USD | 102.00 USD | 120.00 USD |
2000GB | 192.00 USD | 216.00 USD | 240.00 USD |
まとめ
gp3はgp2と同性能のものでも安価に使えることが分かりました。
これまではなんとなくgp3のほうが良さそうだな~とgp3を使っていましたが、今回比較してみて、gp3の良さを知ることができました。
これからは自信をもってgp3を使っていこうと思います。
参考
Amazon EBSのgp2・gp3の比較をもっと簡単に知りたい - サーバーワークスエンジニアブログ
EC2作成時にデフォルトのままEBSを選ぶのはやめましょう - CUEBiC TEC BLOG