11
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

ZOZOテクノロジーズ #4Advent Calendar 2019

Day 9

Laravel + Vue + Vuetifyでbundle sizeの削減を試みてみる

Last updated at Posted at 2019-12-08

この記事はZOZOテクノロジーズ #4 Advent Calendar 2019 9日目の記事になります。
昨日は@ahiru_official
さんの一定以上スクロールしたらヘッダーが固定するScrollViewをたったの1行で実装する方法でした。

また、今年は全部で5つのAdvent Calendarが公開されています。
ZOZOテクノロジーズ #1 Advent Calendar 2019
ZOZOテクノロジーズ #2 Advent Calendar 2019
ZOZOテクノロジーズ #3 Advent Calendar 2019
ZOZOテクノロジーズ #5 Advent Calendar 2019

環境

  • OS
    • Mac OS
  • Laravel 5.7
  • Vue 2.6
  • Vuetify 1.5

背景

Laravel-mixでテンプレート側でVuetify.jsを使用したところ、下記のような表示がでることに気づきました。
スクリーンショット 2019-12-08 22.18.55.png

この原因を探りつつ削減を試みてみたので、そのログと解決方法を残します。

解決までの道のり

そもそもの原因調査

そもそもapp.jsのどの部分が肥大化しているのかを確認するために、webpack-bundle-analyzerを用いて解析を行いました。

今回はLaravel-mixを用いてビルドを行なったのですが、webpack-bundle-analyzerをLaravelで使用しようとしたところ、動作がうまくいかなかったので調べたところ、Laravel-mix用のものがあったため、こちらをインストールします。

npm install laravel-mix-bundle-analyzer --save-dev

次に、webpack.mix.jsに下記の記述を追加します。

webpack.mix.js
const mix = require('laravel-mix');
require('laravel-mix-bundle-analyzer');

if (!mix.inProduction()) {
    mix.bundleAnalyzer();
}

mix.bundleAnalyzer部分で何も指定しない場合、デフォルトの設定となりますが、デフォルトだとビルド後に毎回webpack-bundle-analyzerの画面が表示されるため、私の場合はオプションに{openAnalyzer: false}を指定しました。

この状態でビルドを行うと127.0.0.0:8888でbundle sizeの状態を確認することができます。
自分が初回実行した際は以下のような構成となっていました。

スクリーンショット 2019-12-08 22.42.32.png

これをみると、大部分をvuetify.jsが占めていたため、これを解決すれば半分くらい直せそうな気がしてきました。

Vuetify.jsを減らしてみる

次に、原因となっているVuetify.jsのサイズ削減を試みます。
Vuetifyの公式ガイドに沿って作業を行いました。

import方法の変更

先ほどのガイドにあった通り、importをパッケージ全体からvuetify/libのインポートに変更します。

import Vuetify from 'vuetify'

import Vuetify from 'vuetify/lib'

この時点でビルドを行うと、下記のエーラが発生しました。

ERROR in ./node_modules/vuetify/lib/components/VRadioGroup/Vxxxxx.js
Module not found: Error: Can't resolve 'stylus-loader' in '/xxxxxxx'

stylus-loaderがcan't resolveとのことだったのでインストール

npm install stylus stylus-loader

再度ビルドを行い、結果を見ると、半分くらいのサイズに
スクリーンショット 2019-12-08 22.55.19.png

ここで終わってもいいのですが、まだbigなのが気にくわないので、gzip化対応を行います。

gzip化対応

こちらの記事を参考にgzip化を行います。
最終的なサイズは以下の通りとなりました。

スクリーンショット 2019-12-08 23.23.53.png

最終的に971KiB -> 118KiBまで、約8倍の削減に成功しました!

11
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?