コンパイルに必要なライブラリを見ると、プログラムがどういう機能を提供しているかがわかるはずということで調べてみた。リストはREADMEにあります。
- glibc >= 2.14
- libcap
- libseccomp >= 1.0.0 (optional)
- libblkid >= 2.20 (from util-linux) (optional)
- libkmod >= 15 (optional)
- PAM >= 1.1.2 (optional)
- libcryptsetup (optional)
- libaudit (optional)
- libacl (optional)
- libselinux (optional)
- liblzma (optional)
- liblz4 >= 119 (optional)
- libgcrypt (optional)
ここら辺まではシステムソフトウェアならそうだよなーって感じのライブラリですが、ここからは少し特殊なライブラリが。
- libqrencode (optional)
QRコード！？
...どうやら、ログを保護(というか改竄検出)するのに必要なキーの一つを手軽に人間が保存するためのものらしい (詳しくはForward secure sealing [LWN.net]やLennartさんのG+の投稿を参照)。
- libmicrohttpd (optional)
systemd-journal-remote でネットワーク越しにログを受け取るためのもの。
- libpython (optional)
pythonモジュールをビルドするため。
- libidn (optional)
DNSのためのドメイン名処理(StringprepとかIDNA)関連 (GNU IDN Library参照)。
- gobject-introspection > 1.40.0 (optional)
udevとgobjectをやりとりする用。
- elfutils >= 158 (optional)
coredumpからスタックトレースを取得するため。