インポート
Netflixは、2022年4月10日、2022年第一四半期の業績を発表しました。
約10年ぶりに加入者が減少に転じ、話題となっています。
その業績データを「Power BI Desktop」に取り込みました。
その際、グループ(エリア)ごとの収支項目に連番を付けるのに手こずったので、その部分をメモしておきます。
データはNetflixのIRサイトから取得しました。
Power BI Desktopにインポートします。
データ概観
なお、データのExcelで開くと以下のようになります。
以下のエリアごとに分かれ、各エリアごとに
United States and Canada (UCAN)
Europe, Middle East and Africa (EMEA)
Latin America (LATAM)
Asia-Pacific (APAC)
以下の収支項目が並んでいます。
下記項目に、エリアが変わったら1から始まるように番を振りたかったのです。
Revenues
Paid net membership additions (losses)
Paid memberships at end of period
Average paying memberships
Average revenue per membership (2)
% change as compared to prior-year period
Constant currency % change as compared to prior-year period*
Power BI Desktopで取り込んだ直後の状態です。
「グループ化」で準備
データの加工を進め下記の体裁にし、
「グループ化」を実行します。
処理後こうなります。
「カスタム列」で連番
次に、「カスタム列」を用い、各Tableの中のデータに対し連番を振ります。
使用した関数が「Table.AddIndexColumn」です。
「Tabel名(テーブルを含む列名)、「カスタム列名」、「開始番号」、「増分」と設定します。
Table.AddIndexColumn([連番繰り返し],"連番",1,1)
実行した結果です。
Tableの中で連番が振られました。
Table列を展開することで、
エディター画面にTableの中の列が追加されます。
グラフ
上記加工データをもとに、グラフを作成しました。
(今回はx軸が時間軸順に並べるところまで設定していません。文字型と認識されているからです。これは後ほど加工予定です)
会員数減がわかるグラフも作成しました(右上)。
了











