#前提
さすがにゼロから一夜漬けではないので以下に前提を書いておきます。
- 一年ほど前にAWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイトを取得していた。
- 一年ほどAWS環境の構築案件を経験していた。
- 会社からの無料チケットで受験したので不合格だったときのリスクが少なかった。
特に3.がデカいのでご注意ください。一夜漬けでもいけたよ!というより、3.のおかげで一夜漬けでも受験することができ、ギリギリ合格したという話です。(合格ライン700点に対して707点でした)
とはいえ、1. 2.のような経験がある方であれば比較的簡単にAzureのアソシエイトレベルの資格も取れるという一つに指標になると思ったので載せておきます。
#勉強方法
- 参考書 合格対策 Microsoft認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集
- Microsoft Learn 試験 AZ-104: Microsoft Azure Administrator
- Udemy(問題集) AZ-104 - Microsoft Azure Administrator Practice Tests 2021
まずはこちらをサラっと一読しました。図や画像が多めでAzure未経験でもわかりやすかったです。章末問題や問題集も付いていましたが、あくまでAZ900用ということで読み飛ばしました。Microsoft LearnにもAZ900のラーニングパスがありますが、日本語があまりよくないと感じたのでこちらをオススメします。
##Microsoft Learnについて
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/az-104
AZ104の参考書はよさそうなのがなかったので、Learnを利用しました。何よりも無料というところが嬉しいです。進め方としては、サラっと読んだ後に知識チェックを見て、答えとなる部分を探しながら解いていくといった具合です。ハンズオンも豊富ですが、時間がなかったのですべて飛ばしました。
今回は資格取得が目的だったのでハンズオンを飛ばしてしまいましたが、案件で使用する際には絶対にやっておきたい内容ですね。
##Udemy(問題集)について
https://www.udemy.com/course/microsoft-azure-administrator-practice-tests/
最後に実際の問題を解いて知識を確認します。ここが一番大事なのですが、リーズナブルな日本語の問題集というのはあまり多くないようです。
こちらは英語の問題集ですが、Google Chromeの翻訳機能を使えば読めなくはないです。ただし、画像が入っているためそこは翻訳されないです。
そんな感じで読み進めづらいですが、問題内容については実際の試験にもほぼ同じ問題がかなり出たのでオススメです。Udemyはセール時の割引がデカいのでそのときに買いましょう。(1,500円で購入しました。)私は時間の都合で一回分しか解けなかったのですが、全部解けば安泰だと思います。
#試験内容
- 64問 120分
- 一問一答→同じシナリオ問題(10問ないくらい。うろ覚え)→ケーススタディ(4問)
問題数や試験時間、問題形式については改定もありそうなので最新の情報をチェックしましょう。案内メールには150分と記載されていましたが実際にタイマーに表示されていた時間は2時間でした。見直し含めて十分な時間がありますが一応注意しておきたいですね。
問題は3つのセクションにわかれています。問題形式については紹介したUdemyに同じものがあるので慣れることができます。
注意したいのは、同じシナリオ問題については前の設問に戻ることができず、次の設問を見て前の設問に解答することができないことです。一問一答、ケーススタディについては前の設問に戻ることができるので、セクションの最後で見直しを行いましょう。
#所感・まとめ
以上を試験日の前々日の夜くらいからのろのろやり始めてギリギリ合格できました。
やはりAWSと似ている部分が多かったので、理解のスピードは速かったと思いますし、もし知らない・忘れてしまってもAWSに準拠して考えれば7, 8割くらいは当たっていた感じがします。
逆にAWSと違う部分はよく頭に入れておく必要があります。特にID・ガバナンス、監視・バックアップの分野は独特なところが多いように感じたので、重点的に学習すると効率が良いと思います。