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Ruby on Railsを勉強するとっかかりPart 1(環境設定まで)

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はじめに

何かしらのWebサービスを作成するため、プログラミング未経験者でRuby on Railsを勉強しようと思っている人へ、どうやって学習を始めたら良いか、全体像をつかみ、開発環境(mac)を整える記事です。かなりざっくりです。詳しくはリンク先で調べてね、という感じです。
ちょっと興味があって調べたことがあるけど、挫折したという人にも読んでもらえると嬉しいです。

そもそもプログラミング未経験者がいきなりRuby on Railsを勉強するのが良いのかについては両論賛否ありますがここでは置いていきます。

Ruby on Railsチュートリアルを進めていくのがオススメなので、こちらの勉強に手をつけられるようにするのが目標です。チュートリアルを進めていくとTwitterクローンを作ることができます。

この記事は分割して、以下の通りに進めていこうと思います。

  1. 環境設定する
  2. Ruby on Railsを動かしてみる
  3. Webサービスとはどのように構成されているか概要をつかむ
  4. Rubyを使ったプログラミングを勉強する
  5. HTML,CSSを勉強する

Rubyとは

Rubyとは、まつもとひろゆきさんが設計されているプログラミング言語です。開発者が日本人なこともあり、日本語の資料が比較的多いです。プログラミング言語には、ほかにはPythonやJavaなどたくさんあり、目的や好みに応じて使い分けます。

Ruby on Railsとは

Ruby on Rails,略してRailsとよく呼びます。Railsはruby言語で作られ、Rubyで使用できるフレームワークです。なぜフレームワークが、なぜRailsというものが存在するのか、根源的には車輪の再発明をしないためです。先人の知恵を拝借するためです。これ以上は実際に手を動かしてみて理解するのが良いと思います。

Macでプログラミングをする

Web系のエンジニアにはMacでプログラミングしている人が多いですよね。実はスタバでドヤするためだけではないんです。MacはWebサービスを動かしているサーバーに似ていて便利なのです。Windowsは似ていない。だからMacを使うのです。もちろんただMacが好きだから使う人もいます。私もそうです。Windowsで動いているサーバーもあります。その場合はWindowsでプログラミングをした方が便利です。

ターミナル

Macでプログラミングをする場合には主にターミナルを使います。使っていくうちに覚えると思いますが、基本的なコマンドは覚えて置いたほうが便利でしょう。よく見る黒い画面の一つはこれですね。

環境設定

プログラミングを勉強するには、プログラミングをできるように、Macを設定する必要があります。近年ではクラウド上でプログラミングできるサービス(参考)もありますのでこちらを使う場合は不要ですが、勉強のためには自分のMacで開発環境を整えた方が良いと思います。詰まってしまって先に進めないようなってしまったら上記のサービスを使うのもアリかと思います。

ここではRuby on Railsを使うようにするために、Homebrew,rbenvをインストールして使います。その後rbenvを使ってrubyをインストールし、railsをインストールします。

Homebrewはパッケージ管理システムです。平たく言えば、AppStoreみたいなものです。AppStoreがアプリを管理するように、パッケージを管理します。(何がダウンロード済みか、バージョンはいくらかを管理しアップデートしたりします)
パッケージの一つであるrbenvをHomebrewを使ってインストールします。

rbenvはrubyのバージョンを管理するためのツールです。例えば今バージョン2.0.0のrubyを使っていて、新しくバージョンを2.1.0にしたい、しかしバージョンをあげると不具合が起きる可能性もあるのでダメだった場合2.0.0にすぐに戻したい、という時に役に立ちます。
他には例えば、二つのプロジェクトを掛け持ちしていて、プロジェクトAではrubyのバージョン2.1.0を使っているが、プロジェクトBではrubyのバージョン2.2.0を使っている、しかしMacは1台しかない、という時にプロジェクトごとに簡単に2つのバージョンを切り替えて使うことができます。ミスって違うバージョンをインストールしてしまった、というときも簡単に元に戻せて便利です。

早速インストールしてみましょう。下記の記事のどれかを参考にしてみてください
Homebrew rbenv ruby などで検索するとインストールの方法が引っかかると思いますのでそちらを参考にしていただいて構いません。

Homebrew,rbenvがインストールできるところまでやれば大丈夫です。

$ rbenv --version

とターミナルに入力し、バージョンが表示されれば正しくインストールできています。
($は要りません)

$ rbenv install -l

とすると、インストール可能なバージョン一覧が出てくるので、新しいものをインストールしましょう。例えば2.3.3をインストールする時には

$ rbenv install 2.3.3

とします。
ここまでやっておいてですが、実はRubyは元々Macに入っています。それを使うことも可能です。しかし、元々入っているものはMacのシステムも使っているため、簡単にversionをあげたりすることが難しいです。なのでrbenvを使います。

$ rbenv versions

と打つと、

$ rbenv versions
* system (set by /usr/local/var/rbenv/version)
  2.3.3

のように表示されます。rbenvによりインストールされてた2.3.3と元々入っているsystemがありますね。現状は*が付いているsystemが選択されているため、2.3.3を使うようにします。

$ rbenv global 2.3.3

とすると2.3.3を使えるようになります。

$ ruby -v

とするとRubyのバージョンを確認できます。2.3.3になっていれば成功です。

エラーなどが出て、ここまでできなかった方、「自分には向いていないんだな」とは思わないでください。エラーやらwarningやらしょっちゅう出ます。環境設定だけで半日潰した、なんてことも実際の開発の現場でも起こります。
できなければ

  • 別の記事を参考に、別の方法、手順でやってみる
  • 自分の打ち間違いなどあるかもしれないのでもう一度最初からやってみる
  • エラーの内容読む、エラーの内容をコピーしてGoogle検索してみる

のような方法を取ってみてください。

それでもできない場合はできる人に聞いてみてください。環境設定でハマることはよくあることなので、これで絶対「自分には向いていないんだな」とは思わないでください。

次はRuby on Railsチュートリアルの序盤、動かしてみるところまで手をつけてみましょう。

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