念願のFlutterkaigiに参加したので参加記事を書こうと思います。
自己紹介
福岡の大学2年のおとです。普段はFlutterとswiftでモバイルアプリを作っています。Flutter歴は1年ちょっとです。
学生支援プログラム
FlutterKaigiには学生向けの「学生支援プログラム」があり、イベントを通して学生に知ってもらいたい企業の方々と直接お話しする機会をいただきました。インターン情報なども詳しく教えていただけて、とてもためになる時間でした。
さらに、FlutterKaigi運営の方が チケット代・交通費・宿泊費を免除してくれる制度 を用意されており、学生に対して非常に手厚いサポートがあることに驚きました。本当にありがたかったです。
企業ブースについて
スポンサー企業のブースをまわり、各社が用意している製品展示や、ブース独自の企画を体験しました。どれも学びになり、とても楽しい時間でした。
特に印象に残っているのは LayerX さんのブース で、自社の技術ドキュメントを丁寧に説明してくださり、学生にも分かりやすく理解できました。技術力の高さを強く感じました。
また、SNKRDUNK さんの Flutter GPU デモ も完成度が高く、とても面白かったです。他の企業の展示も高度な技術が多く、刺激を受けました。
セッションについて
自社テンプレートを実践で使って感じた強みとツラミ
Yumemi さんのエンジニアによるセッションで、自社の Flutter テンプレートをどのような思想で設計しているのかを解説していただきました。
ディレクトリ構造、バージョン管理ツール、Lint の設定、エラーハンドリングなど、実践的な内容が多くとても勉強になりました。
特に「core の肥大化」については自分も悩んだ経験があり、共感できるポイントでした。core のあるべき役割を再認識でき、大変学び深いセッションでした。
出前館アプリを2年運用してわかったこと
React Native から Flutter へ移行した際の知見を共有していただいたセッションです。
特に印象に残ったのは、リリーストレイン方式による開発フロー で、リリース日を決めて実装を進めていく手法は学生のうちに触れる機会が少なく、新鮮で学びになりました。
また、デザイナーからのフィードバックを得る際に Flutter Web のビルドの速さを活用する という工夫も聞けて非常に参考になりました。
DartASTについて
Dart の静的解析の仕組みを深掘りするセッションで、AST(抽象構文木)とは何か、そして Flutter Analyzer がどのように動いているのかを学べました。普段あまり意識しない部分ですが、内部の仕組みを知ることで理解がより深まりました。
懇親会
懇親会は二つの会場をつなげた大規模なスペースで開催され、バイキング形式の食事やお酒が提供される豪華な内容でした。
参加者は300人以上と非常に多く、FlutterKaigi公式アプリに実装されていた連絡先交換機能のおかげで、多くの方と気軽に繋がることができました。
まとめ
このような素晴らしいカンファレンスを開催してくださった運営の皆さま、スポンサー企業の皆さまに深く感謝しています。とても貴重な経験となり、忘れられない思い出になりました。
来年もぜひ参加したいですし、もっと Flutter を勉強して、もし機会があれば登壇にも挑戦してみたいと思います。当日お話ししてくださった方々からも大きな刺激をいただきました。

