いろいろな人からいろいろな刺激を受けた、濃密な 1 日でした!
1. はじめに
2025年10月25日 (土) に行われた Vue Fes Japan 2025 に、学生支援制度1で参加させていただきました!ここでは、その参加レポートを体験記としてまとめています。特に、これまで技術カンファレンスに行ったことのない方々に、その魅力が伝われば幸いです!🤗
この記事では、主に次のような内容を書いています。
- 🌱 Vue.js 初心者がカンファレンスに参加してみるまでの動機や流れ
- 🎊 Vue Fes Japan 当日の様子や雰囲気
- 🎓 得た学び、受けた刺激、そして感想
最近は技術力の高い学生の方をよく見かけますが、私はまだまだそうではないので、技術的な話よりも感想が多めのレポートになっていますがご了承ください🙏
2. 参加する"まで"のお話
この章では、Vue Fes Japan 2025 に参加するまでの動機や流れを語っています。
👽 Vue.js との出逢い、そして。
わたしは今年の春に ポートフォリオサイト を作ったタイミングで、初めて Vue.js に触れました。それまでは素の HTML や CSS, JavaScript を書くばかりだったので、コンポーネントベースのフレームワークによる開発の心地よさに感動したのを覚えています。
その後は大学院修士 1 年の夏が始まったわけですが、Vue や Nuxt を使って開発しているチームの インターンシップ2 にいくつか参加していたら秋になっていました。そうやって、個人開発やチーム開発で Vue に触れているうちに Vue Fes Japan の存在を知り、大学のサークル の友人らを誘って参加してみることにしたという流れです。
🙏 ありがたや、学生支援制度。
冒頭に述べたように、今年から導入された「学生支援制度」により、アフターパーティーを含むチケット代(¥11,000)や交通費がなんと無料1になりました!この制度のおかげで、わたし自身「はじめて技術カンファレンスに行ってみよう!」という気持ちが後押しされたので、本当にありがたかったです!✨
kazuponさんをはじめ、Vue.js 日本ユーザーグループの皆さま、そしてスタッフの皆さまに感謝申し上げます🙇
✨ ワクワク、お祭前夜。
ちょっとした Tips ですが、タイムテーブル を見ればわかるように同じ時間帯に複数のセッションが同時進行しているので、「この時間帯はこのセッションを聴こう!」と、ある程度は事前に決めておくことをオススメします!文化祭前夜みたいでワクワクしますね😆
3. 当日のお話
この章では、Vue Fes Japan 当日の様子や雰囲気、そして感想や学びを語っています。
🚪 いざ、入場。
会場に入ると参加者たちのネームカードがズラッと並んでいて、事前に登録した自分のカード3を見つけて早速テンションが上がってました!
🚀 そして、セッション開始。
わたしが聴講したセッションのうち、特に印象に残っているものについてピックアップしてご紹介します。
学生支援スポンサーセッション: LINE公式アカウントの技術スタックと開発の裏側
2023年10月にLINEとヤフーが合併して LINEヤフー株式会社となりましたが、フロントエンドフレームワークとして、LINEでは主に Vue、ヤフーでは React が使われており、合併に伴うサービス統合において、この違いがボトルネックになったそうです。そこで、フレームワークに依存しない UI 部品(Web Components)の構造情報を Custom Elements Manifest という仕様の JSON に落とし込み、そこから Vue や React など各フレームワークのコードを自動生成しようとしている、という内容の発表でした。
個人的に、LLM による Vue/React コードの相互変換はまだまだ安心して任せられない気がするし、その点、フレームワーク非依存の中間表現を挟んでルールベースでコードを生成する手法は、非常に合理的で学びの多い内容でした。
| 登壇者 |
|---|
| 佐野 友亮さん |
【学生支援コンテンツ】kazuponが見つけた才能たち ─ Vue.jsそしてOSSエコシステムを変える開発者発掘術
Vue.js 日本ユーザーグループ代表のkazuponさんをはじめ、どういうキッカケや思いで Vue や OSS に関わるようになったのか、というトークセッションでした。「楽しむこと」や「人と関わってみること」がキーワードな気がしました。わたしはまだ OSS へのコントリビュート経験がないのですが、「何か挑戦してみたいな…!」なんて気持ちになりました。
| 登壇者 |
|---|
| kazuponさん / ubugeeeiさん / Anthony Fuさん / Naoki Habaさん |
生成AI時代のWebアプリケーションアクセシビリティ改善
アクセシビリティと言えば、個人開発では文字色と背景色のコントラスト比くらいしか気にしていませんでした。それも、Adobe が提供する Adobe Color コントラストチェッカー を使う程度のことです。Adobe のコントラストチェッカーは WCAG 2.1 に準拠していますが、2026年夏ごろに WCAG 2.2 をベースにした JIS 改訂が公示される予定とのことで、ツールに乗っかるだけでなく、WCAG のガイドラインや達成基準をちゃんと知っておこうと思いました。
このセッションでは、このあとのお話も興味深く、LLM や MCP を活用したアクセシビリティ改善について勉強になりました。「生成AIはあくまで仕事を楽にする道具にすぎず、誰のために何を提供するのかを考えるのは人間にしかできない」と仰っていましたが、本当にそのとおりだと思います。
| 登壇者 | 発表資料 |
|---|---|
| やまのくさん | https://yamanoku.net/vuefes-japan-2025/slide/1 |
Vueのバリデーション、結局どれを選べばいい? ― 自作バリデーションの限界と、脱却までの道のり ―
メールアドレスの入力バリデーションを実装しようとしたときに既存ルールを参照しようとしたら、これまで蓄積された無数のバリデーションルールが混在しており、その調査・読解・再発明に時間を奪われたので、バリデーションライブラリを導入しよう、という内容でした。最適なライブラリ選定の旅路が丁寧に紹介されていて、わかりやすかったです。
何が最適かという結論は開発現場によって異なると思いますが、発表の最後の方にあった「カスタムルール作成時にコマンド1つでルールの内容がドキュメント化される仕組み」づくりは、どんなチームでも共通して重要と言えることな気がしました。バリデーションに限らず、ドキュメントの継続的な更新や品質維持は大事で、そのハードルを下げる仕組みづくりへの姿勢、真似したいです。
| 登壇者 | 発表資料 |
|---|---|
| ねぎなすさん | https://speakerdeck.com/neginasu/which-vue-validation-library-… |
Vue.jsでつくる実験映像
映像作家としてコマ撮りによる Music Video などの制作をするほか、その過程のなかで必要に感じたツールやソフトウェアを自作されている方で、これまでどういうものを作ってきたかというお話でした。わたし自身デザインにもコーディングにも興味のある人間として、たくさん感銘と刺激を受けました。
個人的にはデザインをするときとコードを書くときとで、まったく違う脳の使い方をしている気がして、就職活動の中でいろいろな求人情報を見ていても、エンジニア職とデザイナー職とで完全に分離しているのを感じています。しかしながら橋本 麦さんは、どちらにもずっと夢中になられている感じがして、2 つを分け隔てることなく、興味の赴くままに突き進まれているように見えました。
将来エンジニアになるかデザイナーになるかで迷われている学生の方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしも二者択一ではないのだなと勇気をいただきました。
| 登壇者 | 発表資料 |
|---|---|
| 橋本 麦さん | https://baku89.com/ja/vuefes2025 |
🥂 さいごに、アフターパーティー。
学生支援制度のおかげもあってか、遠方から来ていた学生の方も多く、たくさんの方に出逢えました。自分と年齢が近く、熱意や技術力にあふれる人たちとの交流はとても刺激になりました! 名刺を持ってきて良かったです😌
フロントエンドフレームワークのカンファレンスなだけあって、デザインや UI が好きな人も多く、好きなフォントの話で盛り上がったりもしました✨
4. おわりに
このたび初めて技術カンファレンス、および初めて Vue Fes Japan に参加した感想は、主に以下の 2 つに集約されます。
- いろいろな人からいろいろな刺激を受けた、濃密な 1 日でした!
- 生成AI時代だからこそ、人間は楽しくコードを書くべきだなぁと思いました!
Vue.js を使い始めて半年くらいの学生でも、本当に楽しい 1 日を過ごせました! ご登壇された皆さま、Vue.js 日本ユーザーグループの皆さま、そして協賛企業の皆さまやイベントスタッフの皆さまに改めて感謝します!🙇
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学生であればチケット代および交通費の免除、そして学生限定セッションへの参加など、大変ありがたい制度を利用できました!詳しくは: https://note.com/naoki_haba/n/n445d7f19fcd4 ※ 情報は2025年開催のものです ↩ ↩2
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わたしがこの夏に参加したインターンシップのレポートを以下に載せています: チームラボの夏インターンがめっちゃ楽しかった話 - Qiita / LINEギフトの新規キャンペーン「ギフトくじ」のフロントエンド実装(インターンレポート) - LINEヤフー Tech Blog ↩
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当日獲得できるネームカードにアイコンや名前を入れるには事前登録が必要です!無料なのでぜひ忘れずにやりましょう! https://x.com/vuefes/status/1708710738867736796 ※ 情報は2025年開催のものです ↩




