自己紹介
おじクラ@51歳(レベル2)です。
名前の由来は「おじさんがクラウドを構築してるからおじクラ」。
長年、仮想化製品のプリセールスをメインに経験し、50歳でSI現場に“異世界転生”。 マイクロサービス案件のPLを務めながら、10ヶ月でAWS認定全冠達成しました。今回は、そんな“おじクラ”がAWS Summit 2025に参加して感じたことを、少し何番煎じになるかわからない現地レポートを“ひねくれ目線”でお届けします!
本記事は全3回に分割して記載します。
Day 3 (6月27日)
セッションレポートの旬は過ぎましたが、ここからはセッション情報ではなく、未来の自分への気づきも含めて雑多な話を記載していくことにする。
限られた時間で効率よく回ろう!解像度が低い段階での計画は危険!
そもそもワシはAWS Summitを他のテックイベントのスタイルと勘違いしていた。
つまりWebに公開されている「セッション」の予約をして初動スケジュールを組んだら終わりだと思っていた。
…これが大間違い。
開催1〜2週前にXのTLにミニステージなどの情報が出始め、「あれ、予約したセッションとはちがうものがあるの?」状態に。
これを図で解説!これは初日のAWSセッションのタイムテーブル

大体の参加者はここをポチポチして終わり!(ワシもそうだった!)
ExpoガイドっていうPDF資料が公開されていてこれをクリックしたら。。。
サミットとは別の身にステージが山ほどある!
こちらの記事内にある
https://qiita.com/issy929/items/0eee86eb730206041a00
スケジュールビューアーなんですが
https://ishiharatma.github.io/aws-summit-2025-viewer/
AWS Summit Japan 2025のミニステージセッション。AWSセッションとは別に同じ時間帯にさらに面白そうなセッションが目白押し!
しかもこれとは別に各スポンサー企業様もブースで独自のセッションを開催しており、その辺の情報は事前にXでチェックしたりしておかないとダメだったりします(参考情報)
https://classmethod.jp/m/aws-summit/
※クラスメソッド様
https://www.serverworks.co.jp/event/20250625_aws_summit_japan_2025.html
※サーバーワークス様
観たいセッションが丸被りしてしまった際に、ワシはまずは生で聞きたいのを最優先、次に動画でアーカイブされそうなのは涙を飲んで当日パス。ユーザー事例は経験上資料の配布がなかったりするので、見たいのがあれば優先。
そんな基準で選ぶといいと思います。
当然この他、気になる展示品が在ったりするし、当日たまたま目に入ったものに釘付けだったり。
結果、現地でスケジュール調整に右往左往。来年は“横断スケジュール表”が欲しい…!
120%楽しみたいならこの工程が一番大事かもしれないです。
で、結局のところ海浜幕張駅に何時に着くべき?
計画は出来た。遠方の人は当日近くのホテルを予約している。
しかし関東近郊民は何時に現地につけばいいんや?っていうのが疑問だと思う。
XのTLやワシの観察によると、7:00〜7:30に並んだ人は50人以下。8:00にはもう200人超が集結。ホテルや始発組の早起きにご注意を。
【結論】来年は7:30∼45前後には現地到着が理想かも。ただし常識の範囲内で勝負を!
なぜ人は開場前にわざわざ並ぶのか?
「開場は8:30なのに、なぜ早くに並ぶんだ?」と思ったあなた、闇は深いです。実際、ワシが8:00に着いた時には200人以上並んでました。並ぶ理由は“限定資格バッジ”や基調講演チケット、さらには昼弁当までも先着順。
この確保合戦、最初の30分が勝負!
初日はXを見ていると全冠ジャケットやお弁当がもらえなかったという嘆きポストが見受けられました。
反対に2日目は全冠ジャケットやお弁当が午後の入場でももらえたというポストもあり、中々状況が読みにくかったりした模様。
とにかく歩け、そしてスニーカーは鉄則
普段3000歩(iPhoneのヘルスケア調べ)のワシが、Summitでの歩数は15000歩と5倍に増加。
エネルギーゲイン5倍、親父も夢中になるわけだ(突如差し込まれるガンダムネタ)。
あと幕張メッセの床は異常に硬い。歩かなくても地味にダメージが残る。
当然革靴とかはナンセンスでそのためには歩きやすいスニーカーが必須。疲労でテンション下がります、要注意。
(営業はもしかしたらお客様挨拶があるから、その時はガッツで革靴を履いて乗り越えてくれ!)
テンションが下がるとせっかく組んだ当日のスケジュールをキャンセルして地べたで休憩なんてことも。水分補給も忘れずに。
※水分は現地で自販機やコンビニがあるので持ち込みは不要。ネッククーラーとか気の利いたものがあれば尚よし。
ノベルティの罠に気をつけろ!
「無料でもらえる」からと調子に乗ると、あとで会社に営業電話やメールがバンバン行きます。バックオフィスの人の仕事の妨害になると今後の参加に対してネガティブなイメージが社内につきまとうのでほどほどに!
さらに、メルカリ転売するとあなたにマイナスがつきます。
事実、全冠の“ゴールデンジャケット”がメルカリに出品され、Xでも話題に…控えめにどうぞ。
こういうのが続くとノベルティを作成している各会社のモチベも下がります。
なるべく“質問”しようぜ
Summitは受け身で見るだけではモッタイナイ!
いやらしい言い方だけど、AWS社員の方に技術質問が無料で出来るなんて貴重な機会です。
プロジェクトで困ってることを具体的な手順まで交えて質問すると「サポートにきいて」ってツレナイ回答されちゃうかもしれませんが、上手いこと抽象的な問いに置き換えてプロジェクトで悩んでる話をきいたりしちゃおう。
「こんなキーワード聞いたけど詳しく?」とか、思いつきベースでどんどん話しかけると覚えている人が増えますよ。
それで会社やプロジェクトに戻った時に「AWSの人と技術的な会話しちゃったぜ」とか自慢しちゃいましょうw
ワシもAnthropicブースでClaude MCPクライアントの使い方なんて凝った質問なんかせずに、初歩的な質問とか普通にしちゃってました。
社内報告書、誰に向けて書く?
大体の会社が工数管理としてレポートの提出を義務付けていると思う。
「堅苦しい書き方しなくてもいいんじゃね?」が、ワシの持論。
報告書はプロジェクト仲間や後輩に向けて書くもの。「AWS Summit、こういう話あったからプロジェクトでも試せそうじゃね?」って気持ちでOK。スイッチ当選して報告した感覚で、ラフに書くと響くはず。
「君」がSummitに参加してる間、代わりに業務をしてくれているわけだからTakerではなくGiverの気持ちで!
おじクラがそれぞれの会社の偉い人へのお願い(迫真)
特に客先常駐のエンジニアにも、こういったサミットへの参加機会を設けてあげてください。
「こういう世界がある」ことを知っているかどうかで、
エンジニアとしての モチベーション や キャリアの描き方 は大きく変わってきます。
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自分語りで恐縮ですが──
ワシ自身、役員時代に以前未経験の知り合いを社員で雇い、MS、VMware、Citrixなどのテックイベントに連れて行ったことがあります(常駐ビジネスではなかったというのもありますが)
すると彼は「自分もこういう世界で活躍したい」と本気で思うようになり、その後なんとブロードコムに内定をもらうまでに成長しました。
─たった一回のイベントが、人生を動かすこともあるんです。 -
もちろん、各社の事情もあるとは思いますが…
「忙しいから無理」じゃなく、「どうすれば行けるか」を一緒に考えてほしい。きっとエンジニアの目つき、変わります。それがチームや現場の活気にもつながります!
🚀 まとめ:「おじクラ節」でSummitを楽しむコツ
- 事前計画は解像度が命
- 朝イチの行動がバッジ・席を左右する
- ノベルティは慎重に・節度を意識
- 足元は戦場、スニーカー必須
- “聞くこと”は会場でもプロジェクトでも最強武器
- 報告書は目的と対象を意識して書こう!
最後に
この資料に掲載されているぼっちマッチングアプリが来年のAWS Summitに実装されていることを祈りますw
https://speakerdeck.com/mfuna/20250706-awssummitputirecap-plus-a


