先日ご紹介した無料のIBM Cloud上のOpenShift環境ですが。具体的に動くアプリがあった方がいいかと思い一つ紹介します。
なお"無料でOpenShift (on IBM Cloud) を使ってみる"はこちらです。
https://qiita.com/osonoi/items/a5d3a5fe78455c842f42
今回は上で紹介している2つのページの下の方のSkill's networkの方でやってみます。
Skills Network Labs. https://labs.cognitiveclass.ai/tools/theiaopenshift/lab/tree?md_instructions_url=https://cf-courses-data.s3.us.cloud-object-storage.appdomain.cloud/deploy-ai-microservices-on-kubernetes/tutorial-instructions.md
今日紹介するアプリは下の様にご自分のパソコンにある画像をアップするとそれが何かを判断(画像認識してくれます)
構成としてはソースコードがGitHubaにあってそれをOpenShiftのS2Iを使ってデプロイしていく感じです。
やり方はこちらのページにご紹介していますが簡単に補足します。
https://github.com/osonoi/watson-vr-node-e
やることは以下の3つです。
- Watson VRのサービスをIBM Cloudでオーダー(無料のライトアカウントでも大丈夫です)
- 上記Skill's networkでOpenShiftの準備(1で使うIBM Cloud アカウントが必要になります)
- OpenShift上にアプリをデプロイ (コマンドラインを使います)
もちろん全部無料でできるので是非やってみてください。
Watson VRのサービスをIBM Cloudでオーダー(無料のライトアカウントでも大丈夫です)
ここでは簡単にいうとサービスを作ってAPI Key をどこかに控えておくだけです。
上記Skill's networkでOpenShiftの準備(1で使うIBM Cloud アカウントが必要になります)
上記のSkill's networkにログインしてOpenShiftにコマンドコンソールから操作できる様にします。
OpenShift上にアプリをデプロイ (コマンドラインを使います)
上記のコンソールにコマンドを入れていくだけです。最初のコマンドのに1番最初でコピーしたAPIKeyをコードの最後に付け加えてください。それ以外はコピペでOKです。
入力するコマンド
oc new-app https://github.com/osonoi/watson-vr-node-e.git -e CLASSIFIER_ID=food -e WATSON_VISION_COMBINED_APIKEY=<APIKEY>
- を上でコピーしたご自分のAPI keyに置き換えて下さい。
oc logs -f bc/watson-vr-node-e
デプロイステータスが出力されます。(時間がかかります)
oc expose dc watson-vr-node-e --port=3000 --type=LoadBalancer --name=watson-vr-node-ingress
oc expose service watson-vr-node-ingress
oc get route/watson-vr-node-ingress
最後の出力にアプリのURLが表示されています。
例
以下の様にブラウザーの別タブURLを開くとでアプリが起動します。
是非お試しください。