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GitHub Actions 認定試験 体験記 (2024年10月)

Last updated at Posted at 2024-10-28

2024 年 10 月に GitHub Actions 認定試験 に合格しました。その体験記を共有します。

準備

GitHub Actions 認定とは

GitHub Certifications について

GitHub Certifications を取得すると、GitHub のテクノロジとワークフローに関する専門知識を示すことができます。 GitHub Certification を取得すると、特定の GitHub 分野におけるスキルを示すことで、雇用市場での競争力を高めることができます。

GitHub Actions Certification について

GitHub Actions 認定を取得すると、GitHub Actions を用いたワークフローの自動化や開発の加速に関する能力を示すことができます。

とのことです。GitHub Certifications are generally available にて 2024 年 1 月から誰でも認定資格を受験することができるようになりました。以前に GitHub Administration も受けたのでこちらも共有します。

動機

GitHub Actions を使った CI/CD のワークフローを構築する機会が以前よりも増えてきたので、一度体系的に学び直して、そのアウトプット活動として試験を受けました。

合格体験記を読む

試験勉強

試験範囲は GitHub Actions 認定試験Certification Study Guide に書かれている通りです。

Domain Breakdown Exam Percentage
Domain 1: Author and maintain workflows 40%
Domain 2: Consume workflows 20%
Domain 3: Author and maintain actions 25%
Domain 4: Manage GitHub Actions for the enterprise 15%

以下に試験勉強した内容をまとめます。

1. GitHub CI/CD実践ガイド を読む

  • 2024 年 5 月に発売された本を買って読みました
  • なんとなくだった GitHub Actions への理解を一から学び直しました
  • 良書だったのでチームメンバーにも広めて、皆で学びました

2. GitHub Actions コレクションをやる

  • 公式ページ が紹介しているモジュールのコレクションです
  • 全 6 モジュールをやりました

3. github-certification-preparation-guide の練習問題をやる

  • 最終更新が 2 年前なので少し古いものの 1-2 時間でさっと理解度チェックができました

4. ghcertified の練習問題をやる

  • 認定試験に出た問題に似たクイズを有志が作ってくれています
  • 受験後ふりかえってもかなりリアルな問題が集まっていました

読書 + 勉強でだいたい 50+ 時間くらい要しました。

試験申し込み

今回は GitHub Universe 24' のイベントの一環で試験を受けました。
通常でしたら以下から申し込みをして自宅または PSI テストセンターで受験することになります。

試験当日

  • 試験時間
    • 75 問 120分 ということで、30 分ほど時間が余りました
  • 試験内容
    • 計算問題とかはなく純粋に知識を問う問題で構成されていました
    • 選択肢から複数の正解を選ぶ問題が多かったです
  • 言語は英語
    • 2024年10月時点では言語は英語しか選べませんが、多くの問題は数行程度の平易な英語なので、ネイティブでなくても問題はないと思います。試験が日本語であってもスコアは変わらないと思います

試験後

試験後の流れや、やったことをまとめます。

合格通知

試験後、その場で合否が画面に表示されます。スコアは 76%で合格 でした。
また、以下のようなメールが GitHub から送られました。

image.png

自分にとってはテストはかなり難しかったです...。Reusable Workflow や Self Hosted Runner や Market Place への公開など、Actions に関する幅広い知識が求められました。シークレットの管理方法についても多く出題されました。最近は GitHub Copilot Chat に聞きながら実装することが多いので、いざ問われてると「うっ...覚えてない」となる問題もありました。

Credly

GitHub からのメールに Credly の URL があったので、個人アカウントでログインして Accept Badge しました。LinkedIn にも共有しました。

image.png

まとめ

なんとなく使ってきた GitHub Actions を一から学び直す良い機会になりました。特に GitHub CI/CD実践ガイド の本が良く、学んだことのアウトプットとして試験を受けるモチベーションになりました。

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