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Firebase Admin SDKのない言語でユーザ管理操作をする

Last updated at Posted at 2017-05-15

自己責任でお願いします。

Firebase Admin SDK Auth API

Firebaseの認証機構は非常に便利ですよね。この認証情報にサーバサイドからアクセスするにはAdmin SDKを使います。

しかし、このAdmin SDKはNode.jsとJavaしか提供されていない上、2017/5/16現在、Admin User Management APIはFirebase Admin Node.js SDKでしか利用できません。

例えば、サーバ側でFirebaseにアカウントを作成・削除したり、カスタム認証を使用している場合にリクエストで受け取ったUIDのプロバイダ情報にアクセスしたいような場合、SDKがないと困ってしまいます。

Node.jsでサーバを書いていればいいですが、Javaで書くことも多いでしょうし、PythonやGo言語とかで書きたいこともあるでしょう。

Firebaseの認証機構はGoogle IdentityToolKitとの統合を図っており、IdentityToolKitのREST APIを使うことでAdmin SDKのない環境でもデータを取得することができます。

APIリファレンス:https://developers.google.com/identity/toolkit/web/reference/relyingparty

例えば、ユーザのアカウント情報をFirebase UIDから引きたい場合は、https://www.googleapis.com/identitytoolkit/v3/relyingparty/getAccountInfoにそのままUIDを渡せば大丈夫です。

リファレンス:https://developers.google.com/identity/toolkit/web/reference/relyingparty/getAccountInfo

APIの引数にトークンとありますが、サービスアカウントの場合はシークレットトークンから生成できます。

identitytoolkitはJavaやGoを始めとして多くの言語に対応した公式のSDKがあるので、そちらを使うことも出来ます。

公式リファレンスのトップに大きく書かれているように、将来的にはFirebaseに統合される事となると思います。Firebase Admin SDKが整備されたらそちらを使いましょう。どうしても急ぎでこれらを使う場合は、抽象化したラッパーをかませるように設計しておくことをおすすめします。

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