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GitHub Copilotで生産性爆上げした結果、従量課金で蓋をされ「先祖返り」した話

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はじめに

前回、高級モデル(Opus)の気まぐれなラリーでお財布を震わせた話をしましたが、今回はその前日譚、あるいは「AIエージェントに夢を見て、そして現実(課金)に殴られて先祖返りした」という、開発環境の一連の歴史について振り返ります。

主観100%の、あるエンジニアの挫折と原点回帰の記録です。

1. 黎明期:ただの「便利な補完ツール」だった頃

最初は、通常のコード補完やインラインでのChat(Ask)機能メインで使っていました。
この頃は、「お、先回りしてコード書いてくれるな。かしこいじゃぁないか。」
くらいの、いわば「ちょっと優秀なアシスタント」としての付き合い方でした。
この時はまだ、平和そのものでした。

2. 覚醒期:エージェントモードの全能感と鼻歌

流れが変わったのは、エージェントモードを使い始めてからです。

「〇〇な感じの画面と、それに連動するバックエンドの処理を作って」と、割と雑に指示を投げるだけで、ファイル群が勝手に生成され、修正されていく。
1回あたりのクレジット消費量を見ても「0.3〜1%」程度。

「え、これ実質タダでは?」「おいおい、使いきれないよ~」「コーディングの時代終わったな」

完全なる全能感を手にし、鼻歌交じりで意気揚々とコードを生成しまくっていました。
この時までは、もうコード書く必要ねーなと信じて疑いませんでした(頭使わなくなったので別の意味では不安になりましたが)。

3. 転落期:雑な指示のツケと、Businessプランの「深き闇」

しかし、現実は甘くありませんでした。
6月1日Xデー、使い放題の時代は終わりました。ついに従量課金(追加クレジット)の領域へ。
その理由も、雑に指示する私のようなエンジニアのせいでコストが圧迫された結果だというのです。

さらにここで、企業でGitHub Copilotを使う上での「最大の闇」に直面します。

私が使っているのは GitHub Copilot Business
何が闇って、「今自分がどれだけクレジット(会社のお金)を溶かしているのか、現場のメンバーからはリアルタイムで全く見えない」のです。※管理者の設定により制限がかかったりします
ある海外のユーザーは「暗黒で財布から金を抜き取られているようだ」と評したそうです。言いえて妙で草

使用量を知っているのは、管理画面を見られる一部の管理者(マネージャー)のみ(らしい)。
「これ、使い切っていざというとき使えなくなったらどうしよう……」
「共有だからメンバーの分まで使い切ったら申し訳ない……」

このような状態なので以前のように、全部AIですわ!とはいかなくなりました。

VSCodeなどでは、そのチャットの消費トークンを確認できます(累計ではない)

4. 結末:そして「先祖返り」へ

結果として、私はどうしたか。

「ビクビクしながら見えないメーターを気にし、雑な指示でAIを迷走させてクレジットを溶かすくらいなら、付き合い方を変えよう」

という結論に至りました。今現在の私の見解はこうです。

  • AIエージェントを使うのは、1機能の「初期フェーズ(0→1の土台作り)」のみ
  • あるいは、コンテキストがはっきりしている「限定的な場面」のみ

最初の「ガワ」やベースの構造を作るところだけAIにガツンと任せ、そこから先の肉付けや細かい調整は、自分の手でコツコツとコードを書く。
また、読ませるコードが多いと余計消費するらしいので、プロンプトをどう洗練させるかも課題になっています。

生産性を爆上げするためにAIを導入した結果、2周回って「一番コスパが良いのは、AIと人間のハイブリッドな職人技である」という、ある種の先祖返り(原点回帰)を果たしたわけです。

時代の革新を感じた瞬間、世知辛い現実を目の当たりにしたのでした。

現場からは以上です。

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