国境を越えて最新のIT技術を社会の様々な問題解決に生かす地道な活動をしています。軸とする着眼点は「美」です。人間の潜在意識・感性に着目した人工知能で美を生み出し、インターネット上での商取引によって美を共有し、セキュリティー対応で美の創造を守るという「美しさを産み出し、広め、守ることに貢献する」が我々の持つストーリーです。

現在の主な活動１ - 単なる認知（顕在意識）ではなく、感性（潜在意識）に着目した人工知能

2015年に一般に知られ利用されるところとなった人工知能（機械学習）ですが、「これは猫ですか？」と言う万人に対して回答が普遍的な「認知」についての利用が主です。しかしながら、「好き・嫌い」「買う・買わない」などの意思決定を実際に行なっているトリガーは人間の恐怖・渇望・美意識といった根源的な特性である潜在意識です。潜在意識は顕在意識の約1000倍の強さで人間を制御していると言われています。我々は、この潜在意識に着目した人工知能（機械学習）を進めることで、単なる高度なパターン認識マシーンの作成ではなく「その人その人それぞれが美しく生きるための支援」を目指しています。

現在の主な活動２ - ブラウザに依存しない分散型データ連携方式のイーコマース

多くの方々はブラウザやアプリを介してインターネットでの売買をしています。しかし経済規模で数十倍の大きさで一般には知られていないブラウザを介さずに行うインターネット売買市場が存在します。これは1990年代にAribaと言う企業が「パンチアウト/リモートカタログ」と言う方法でウェブサイト間でデータを連携する方法を提案して始まり、現在でもOracle Ariba、CoupaなどXMLデータ（cXML, ebXML, SOAP）連携をすることで製品選定から電子決済までブラウザレスで行う市場が、特にグローバル企業の資材調達に利用され存在します。弊社は、このようなデータ連携方式で行われるブラウザレスなイーコマースを得意とし、推進しています。この活動理念に基づき、今後にGXSやwebMethods Integration Server（by Software AG）によるようなデータマッピングサービスを提供する予定です。

現在の主な活動３ - 画像・映像の著作権を守り、創造性が産まれる機会を守る

ひとたびウェブサイトに貼られた画像は所有者に無断で保存・加工・二次利用され放題です。1993年に画像を表示できるブラウザが登場してからこの状態ですが、これがインターネットに大きなメリットを産んだと同時に画像を資産（商材・個人情報・機密情報）とする人々に様々な権利の侵害という形で不利益を与えてもいます。この課題を解消すべく、現在、ブラウザの画像とビデオを簡単に強力に保護するサービス「JPEGcrypto（ジェイペグ・クリプト）」を展開しています。JPEGcryptoはCMSがなくても使えますが、利便性を高めるため、ワードプレス向けプラグインを公開しています。