Jetpack Composeの各コンポーネントについて紹介をしていきます。
今回は準備とプロジェクト生成時のMainActivityの中身について触れていきます。
Jetpack Composeとは
Jetpack Composeは、ネイティブUIをビルドするためのAndroidの最新ツールキットです。
既存のAndroid開発ではレイアウトにXMLを使用していました。
Jetpack ComposeではXMLを使用せずにUIの構築を行うことがことができます。
環境
- Android Studio Android Studio Bumblebee | 2021.1.1 Patch 3
準備
Jetpack Composeのプロジェクトを作成するには
Android StudioのFile -> New -> New Project -> Empty Compose Activity
で作成します。
MainActivity
プロジェクトを作成すると以下のようなコードが生成されます。
class MainActivity : ComponentActivity() {
override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
super.onCreate(savedInstanceState)
setContent {
SampleJetpackComposeTheme {
// A surface container using the 'background' color from the theme
Surface(modifier = Modifier.fillMaxSize(),
color = MaterialTheme.colors.background) {
Greeting("Android")
}
}
}
}
}
@Composable
fun Greeting(name: String) {
Text(text = "Hello $name!")
}
@Preview(showBackground = true)
@Composable
fun DefaultPreview() {
SampleJetpackComposeTheme {
Greeting("Android")
}
}
onCreateメソッドのsetContentの中に表示するUIの部品(コンポーネント)を配置することができます。
Composable
Jetpack Composeでは各UI部品をコンポーネントという部品単位にわけることで構築を行います。
その際Composable
アノテーションをつけます。
上記のコードではGreeting
というコンポーネントが生成されています。
Greeting
の中にあるText
もコンポーネントです。
Text
に文字列を渡すことで、渡したテキストが画面に表示されます。
Jetpack Composeのコンポーネントの
名前はアッパーキャメルケースで記述します。
PreView
Previewアノテーションを付けることで、シミュレータや実機を起動しなくても、
プレビュー画面からコンポーネント単位でUIの確認を行うことができます。