まずはじめに
RUNTEQ Advent Calendar 2025の5日目を担当します。くぼっちと申します。
私は『仕事勢がしんどいときに見返す、頑張る理由』について書こうと思います。
対象と注意事項
- 仕事をしながらカリキュラムをこなしている皆様(以下、仕事勢と呼びます)を対象に記事を書いています。
- 勉強にフルコミットしている皆様(以下、フルコミ勢と呼びます)は「はぇーすっごい」と思いながら流し見してください。
- 私個人の独断と偏見と主観マシマシです。
- 「こんな風に思う人もいるんだね〜」くらいに流してください。
自己紹介
初めまして。プログラミングスクール「RUNTEQ」68期生のくぼっちと申します。
ざっくり私のプロフィールを紹介します。
- 年齢:20代後半
- 職業:派遣社員
- プログラミング経験:大学の講義でほんのちょびっとだけ
- 勉強時間:平日2時間、休日8時間
- 趣味:プレミアリーグ、プロ野球(ちなロ)、ステッカー集め
あなたはすごいです。マジで。
本当に。心の底から自分を褒めてあげてください。冗談じゃなくて本気です。
- 一日8時間(人によってはそれ以上)も働いて
- 時間が無いだけじゃなくて体力もヘトヘトになるし
- 平日に時間を割けない分、休日に勉強しないといけないし
- 休日勉強しないといけないということは遊びにいけないし
- しかも同期のフルコミ勢は働いている私たちを尻目にどんどんどんどん先に進んでいくし
- 人によってはカリキュラムに無い外の技術まで手を出していくし
- 進捗の遅い私たちはフルコミ勢が繰り広げている一歩先のカリキュラムの議論がさっっっっぱりわからないし
そりゃぁ心も折れそうになりますよね、、、、。
でもね、私たち仕事勢にはフルコミ勢には無い、それはそれは強い武器があると私は信じています。
仕事しながら勉強することのメリット
一番の武器は働きながら学べること(=自走力)の証明だと私は思います。
フルコミ勢と仕事勢では、「卒業の重み」が違いすぎます。
先に述べたような生活を9ヶ月も続ける訳です。はっきり言って狂ってます。
だから私たちは卒業するだけでとんでもない武器になります。
確かに採用時点での技術力はフルコミ勢と比べたら低いのかもしれません。
でも技術力は、極論勉強すれば後からいくらでも付けることができます。
長い目でみたら今の技術力の差なんてちっぽけなものです。
未経験採用が意欲や熱意を重視するならば、むしろ私たち仕事勢はぴったりマッチしているのではないでしょうか?
リソースが限られる仕事勢にとって勝負すべきは、技術力よりも「自走力の証明」だと私は思います。
必要な3か条
とはいえ、カリキュラムをこなして卒業しなければ話になりません。
では限られたリソースの中でカリキュラムをこなして卒業するためにはどうすれば良いのか。私は以下の3か条を意識するのが良いと思います。
- 時間をお金で買う
- やらない勇気を持つ
- 覚悟
時間をお金で買う
「今は投資の時期」 と割り切ってください。
日々の食事はなるべく外注する、家事は必要最低限だけやる、とにかくできるだけ勉強以外のところでは楽をしてください。
やらない勇気を持つ
無理なもんは無理です。
むしろあれこれ期待してしまうと、出来なかった自分を責めてしまいます。
- カリキュラムは進度を優先にして、理解を追いすぎない
- 時間をかけすぎるくらいなら潔くギブアップ、卒制で復習をする
- カリキュラム以外のことには一切手を出さない
割り切って卒業だけに集中しましょう。それで十分です。
覚悟
結局のところ、ここが一番大切かもしれません。
我慢しなければいけないことも多いです。
諦めなければいけないことも多いです。
逃げ出したくなるときもあるでしょう。
でも、やるんです。
自分のために。
成長には痛みが伴うものです。そういうもんです。
具体的に実践したこと
参考程度に私がやっている(やっていた)ことを列挙してみます。役に立てば幸いです。
- 晩御飯は作らない、ご飯だけ炊いて袋のサラダとお惣菜で済ませる
- お弁当を作らずに、毎日買う
- 家事を極力サボる、必要最低限しかやらない
- 2時間連続で勉強時間を確保できるように生活リズムを矯正した
- 18時上がり残業無しのとき:夜勉(21時〜23時)
- 18時半上がり残業ありのとき:朝勉(5時半〜7時半)
- 意識的に何もやらない日を作る(月に2回くらい)
- 月に何日まではサボってもOKと、大きめのバッファを持って計画を立てる
- 衝動的に休みたいときに衝動的に休む
- 一日の流れをルールとして決める
- 帰宅したらすぐお風呂に入る
- 23時までには絶対にベッドに入る
- 休みの日も平日と同じ時間に起きる
特に勉強時間は、「連続して2時間を確保できるように生活リズムを調整する」ことを意識しました。
細切れで勉強してもあまり知識が定着しないような感覚があったので、勉強時間はまとまって取るようにしました。
とはいえ、、、
上で大層はことをほざいていましたが、私も全部が全部何でもこなしていたわけではありません。
休みの日はプレミアリーグを見るために夜中まで起きてますし、休日に急にサボりたくなってサウナにも行きますし、平日の朝活も余裕で寝過ごしたりします。
でもそれで良いんです。
0か100かじゃなくて、今までの半分でも努力すれば、50くらいにはなります。
出来るときに出来る範囲で出来るだけ頑張れば良いんです。
その積み重ねで前に進めれば良いのです。
最後に
今は辛いでしょうが、絶対に報われる日が来ます。
というより、プログラミングの勉強はそもそも楽しいものです。
基礎ステップまでの地道なインプットが卒制でどんどん繋がっていって、自分の成果物として形になるわけです。
こんなに楽しいことはないのではないでしょうか。
出来る人と比べて何が足りないのかを考えるよりも、「今の自分には何があるのだろうかと」自分の誇れる部分を見つけていきたいですね。
私も卒業に向けて、少しずつですが頑張っていきます。