こちらの記事は以下の書籍を参考に執筆しました
#簡易表記のプロパティ名
以下は、プロパティ名textに変数textを代入している。
const message={text:text};
出典:入門JavaScriptプログラミング
プロパティ名と変数名が同じになる場合はこのように簡潔にできる。
const message={text};
出典:入門JavaScriptプログラミング
プロパティ名と変数名が同じになる場合はこのように簡潔にできる。
これは分割との組み合わせでも機能する。
let {count}=stateManager.getState();
count+=amount
stateManager.update({count})
出典:入門JavaScriptプログラミング
プロパティ名と変数名が同じになる場合はこのように簡潔にできる。
#簡易表記のメソッド名
function manager() {
const state = {};
return {
update: function(changes) {
Object.assign(state, changes);
},
getState: function() {
return Object.assign({}, state);
}
}
}
出典:入門JavaScriptプログラミング
プロパティ名と変数名が同じになる場合はこのように簡潔にできる。
上のコードは以下のように簡易化できる。
function manager() {
const state = {};
return {
update(changes) {
Object.assign(state, changes);
},
getState() {
return Object.assign({}, state);
}
}
}
出典:入門JavaScriptプログラミング
プロパティ名と変数名が同じになる場合はこのように簡潔にできる。
ここでは
{update:function(){}}を{update(){}}に短縮している。
プロパティと同様にメソッドでも:
以降が省略されている。
また、この簡易表記のメソッドは無名関数である。
つまり関数愛のメンバーを参照する時にその関数を名前で参照することは出来ない。
const ex = {
at(n) {
if (n <= 2) return 1;
return at(n - 1) + at(n + 2);
}
}
ex.at(7);// ReferenceError: at is not defined
出典:入門JavaScriptプログラミング
プロパティ名と変数名が同じになる場合はこのように簡潔にできる。
つまりaとcが同等であり、bのような挙動は出来なということ
const a={
meth(){
//...
}
}
const b={
meth:function meth(){
//...
}
}
const c={
meth:function(){
//...
}
}
出典:入門JavaScriptプログラミング
プロパティ名と変数名が同じになる場合はこのように簡潔にできる。
これが問題になるのは関数が自己参照する場合。
自己参照が必要な場合はカニ表記メソッドを使用してはいけない。
#まとめ
- 簡易表記プロパティ名はキーと値が同じ名前である場合に省略できる。
- 簡易表記メソッドは無名関数であり、再帰に使用すべきでない。