0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Always Onで片系のDBが同期されていない状態になってしまった場合の対処方法

Last updated at Posted at 2022-10-03

前提

構成

サーバ名 可用性グループ
s1 プライマリ
s2 セカンダリ

同期しているDB

DB名 復旧モデル 想定
test test 同期に失敗
test test1 通常営業

SQL Server バージョン

SQL Server 2016 SP2

正常な状態

S1

image.png

S2

image.png

【問題発生】 セカンダリサーバのDBの横に同期されていませんと表示されてしまった

image.png

ステップ1 

データ移動の再開

① セカンダリでSQL Server Management Stdioを開く
② Always On 高可用性 - 可用性グループ - 可用性グループ名 - 可用性データベースを開く

image.png

③ 同期されていないDB名を右クリック - データ移動の再開をクリック

image.png

image.png

④ OKをクリック

image.png

⑤ 直った

image.png

ステップ2 ステップ1で直らなかった場合

可用性グループからのセカンダリデータベースの削除

① プライマリでAlways On 高可用性 - 可用性グループ - 可用性グループ名 - 可用性データベースを開く

image.png

② 該当DBを右クリックし可用性グループからデータベースを削除します

image.png

③ OKをクリック

image.png

④ 削除されたことを確認します

image.png

⑤ セカンダリから同期されていないDBを削除します
同期されていないDBを右クリック - 削除
image.png

OKをクリック

image.png

⑥ プライマリで先ほど削除したDBのバックアップを取得します
該当DBを右クリック - タスク - バックアップ
バックアップの種類は完全で
※まっさらなフォルダに取得しないと復元するときにうまくいきませんでした

image.png

image.png

トランザクションログのバックアップも取得します

image.png

⑦ セカンダリにて取得したバックアップを復元します
データベースを右クリックし、データベースの復元をクリック

image.png

image.png

復元する際のオプションは「NORECOVERY」で行いましょう

image.png

image.png

トランザクションログの復元も行います
タスク - 復元 - トランザクションログ
こちらも「NORECOVERY」で復元します

image.png

image.png

image.png

image.png

⑧ 仕上げにDBを可用性グループに再加入させます
Always On 高可用性 - 可用性グループ - 可用性グループ名 - 可用性データベースを右クリック
データベースの追加をクリック

image.png

次へ

image.png

加入させるデータベースを選択

image.png

接続をクリックして、セカンダリインスタンスへ接続します

image.png

image.png

結合のみを選択します

image.png

次へ

image.png

完了

image.png

閉じる

image.png

無事同期されたことを確認します

image.png

ちなみに試験のため、プライマリで同期するDBにずっと更新をかけていたのですが問題なく同期が完了していました
(キャプチャ時は 2022/10/3 23:44頃)

image.png

参考

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?