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新卒社会人、ITエンジニアとしてQiitaを始める。資格ルートと外資IT内定の振り返り

Last updated at Posted at 2025-11-18

外資系企業でITエンジニアとしてキャリアを始めることになりました。
エンジニアには大きく分けて「Web系」と「業務系(エンタープライズ)」がありますが、私は文系出身者も多く活躍している後者の業務系エンジニアになります。

大学4年間で行ったことを「資格」と「インターンシップ」の切り口から振り返ります。これをQiitaでのアウトプット第一号とします。

今まで取得した資格の推移

大学生活で取得した資格と時期は以下の通りです。

資格名 取得年月 カテゴリ
TOEIC 625 2022/06 語学
普通自動車運転免許 2022/09 一般
ITパスポート 2023/03 IT
IELTS 5.5 2023/10 語学
HSK 6級 2023/12 語学
統計検定 2級 2024/07 データ
G検定 2024/09 AI
AWS CLF 2024/10 クラウド
TOEIC 730 2024/11 語学
GCI 修了 2025/03 AI・データ
基本情報技術者 2025/04 IT
DLB 修了 2025/08 AI

それぞれの資格について

ITパスポート

大学1年生の頃から漠然とIT業界に進もうと考えていたため、1年の冬にITパスポートの勉強を始めました。

IELTS 5.5、HSK 6級

大学2年の後期に取得した資格です。大学入学前から留学を考えており、IELTSの勉強をコツコツ続けていました。しかし、費用の安い交換留学の要件を満たせなかったことや、経済的な事情から最終的に留学は断念しました。

統計検定 2級、G検定、AWS CLF

大学3年生の後期に取得した資格です。ちょうどChatGPTが普及し始め、レポート課題や学習のあり方が大きく変化する時期でした。
大学2年の夏に参加した「数物セミナー」で統計学を選んだことをきっかけに、統計知識やデータサイエンス分野を強化しようと考え取得しました。AWS(クラウドベンダー資格)を選んだ理由は、友人が早い時期に基本情報技術者を取得していたため、差別化を図るためにあえて異なるベクトルの資格に挑戦しました。

TOEIC 730、基本情報技術者

大学3年の冬に取得しました。夏から始めた就活の結果に満足できず、目に見える進捗と、客観的なアピール材料として取得しました。

GCIとDLB(松尾研講座)

東京大学松尾研究室が主催するAIに関する公開講座を修了しました。

  • GCI (Global Consumer Intelligence): AIの基礎やPythonの座学とハンズオンを行いました。最終課題では機械学習を用いて「会社員の離職率予測」を行いました。
  • DLB (Deep Learning Basic): 同じ主催者による深層学習基礎講座です。PyTorchを用いた実装の基礎を学びました。

インターンシップでの経験

1. IT派遣会社(夏)

大学4年の夏に、在庫管理システム開発のインターンシップに参加しました。
バックエンドにPHP、ユーザー側のインターフェースにExcelを用いたプロダクト開発を行いました。主にUI担当としてExcel VBAを用いて画面を設計し、現場でのヒアリングも行いました。コーディングの実務だけでなく、人的コミュニケーションの難しさを学んだ6ヶ月間でした。

2. TikTok Live Commerce スタートアップ(冬)

書類作成やライブ配信の設備周りオペレーション、発送依頼などの在庫管理を行いました。
予算申請から始まる会社の仕組みや、ゼロからイチを生み出すスタートアップ特有の混沌とした現場の空気感を肌で感じました。

3. 外資系企業(ITスペシャリスト)

IT企業ではありませんが、外資系企業でインターンシップを行いました。APAC範囲でのOSアップデートに伴うソフトウェア・ハードウェア両面の作業を担当しました。外資特有の空気感(社員とのコミュニケーションスタイル)や、社内ツールの扱い方を把握することができました。
*APAC:Asia-Pacific:アジアから太平洋にかけての地域

考察

就職活動の「効率」という目線だけで見ると、少し遠回り(コスパが悪い)なルートだったかもしれません。
業務エンジニアになるためには少々オーバースペックな技術学習もあり、その時間をリーダーシップ経験などに充てていれば、就活における即戦力評価はより高まった可能性もあります。

外資ITの内定要因は、基本情報技術者とTOEIC730に加え、面接時のハキハキした受け答えだったと考えています。エピソードとしては家庭教師の起業経験とインターンシップでの実務経験を話しました。そして、「技術力とリーダーシップを共に持ちたい」という熱意を伝えました。

実際に頂いたフィードバック

  • IT技術の素養が十分にあり、将来のキャリア目標も描けている
  • 長期インターンシップ前に多くの資格をとるなど、取り組み姿勢が非常に良い
  • プロアクティブ(主体的)な行動ができる
  • 挑戦していく姿勢や実行力がある

面接時にリーダーシップ経験について深く掘り下げられ、回答に苦戦する場面もありましたが、なんとか通過することができました。
効率は悪かったかもしれませんが、情報収集への尽力と、自分の興味関心がこのような独自のルートを形作ったのだと感じています。

これから

卒業までにはTOEIC 900点と応用情報技術者(AP)を取得し、配属先のような不確定要素以外で、自分でコントロールできる「努力の確定要素」を増やしていきます。

Qiitaでは技術的な発信に注力し、技術というベクトルで自己成長を促していきたいと考えています。

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