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オブジェクト指向ってなに??

Last updated at Posted at 2025-07-22

この記事を開いていただきありがとうございます。
こんにちは!エンジニア歴3年目の小野瀬と申します。
これまでVB.netを触れてきた私がオブジェクト指向について学んだことを書いていきます!

オブジェクト指向って何??

一言でいうと、「モノを中心にプログラムを組み立てていく考え方」です。
私たちの身の回りには、いろいろな「モノ」が溢れています。
(スマートフォン、パソコン、車、テレビなどなど

middle-photo0000-6531.jpg

これらの「モノ」にはそれぞれ、
「どんな情報を持っているのか(特徴や状態)」と「何ができるか(動作)」があります。

スマートフォン

持っている情報:色、機種、保存されている写真や連絡先など
できること:電話をかける、メッセージを送る、写真を撮る、アプリを起動する、充電するなど

持っている情報:車種、色、メーカー、走行距離など
できること:走る、止まる、曲がる、ライトを点ける、窓を開けるなど

オブジェクト指向プログラミングでは、
これらの「モノ」と同じように、プログラムの中に「モノ」を作り、
その「モノ」に情報と動作を持たせて、それらを組み合わせて全体を構成していきます。

なぜオブジェクト指向を使うの?メリットは?

オブジェクト指向には、以下のようなメリットがあります!

1, プログラムの可読性が上がる

「モノ」ごとに情報と動作がまとまっているので、
どこで何が行われているのかを把握しやすくなります。
例えると、引き出しごとに文房具・食器・衣類と分けて収納するようなものです。

2,再利用しやすくなる

一度作った「モノ」は、別の場所でも使い回すことができます。
例えば、車の設計図があれば色や内装を変えるだけで同じモデルの車を何台も作れます。
プログラムも同じで、「車のオブジェクト」を作成すると異なる車を簡単に生み出せるようになります。

3,変更に強くなる

もしプログラムの一部を変更する場合でも「モノ」ごとに独立しているので、
他の部分に影響を与えにくいという特徴があります。
これは、車の一部だけを交換しても、他の部分には影響がないのと同じです。

4, チームで開発しやすい

それぞれの担当者が「モノ」ごとにプログラムを作成できるため、
大人数での開発でも役割分担がしやすくなります。

オブジェクト指向の基本的な要素

オブジェクト指向にはいくつかのキーワードがありますが、
ここでは特に重要な3つを簡単に紹介します。

1,クラス (Class)

「オブジェクトの設計図」の様なもので、例だと「車の設計図」がクラスにあたります。
設計図には、以下のようなものが書かれています。
・「車はタイヤが4つあって、エンジンがあって、ハンドルがあって…」という情報
・「走る、止まる、曲がる…」といった動作

2,オブジェクト / インスタンス (Object / Instance)

「クラスという設計図を基として実際に作られたモノ」のことです。
設計図(クラス)があるからこそ、
具体的に「赤い車」や「青い車」といったオブジェクトを作り出すことができます。

3,メソッド (Method)

オブジェクトが「できること」「行う動作」を表します。
車でいうと「走る」「止まる」「ライトを点ける」といった動作がメソッドにあたります。

最後に

まずは「モノを情報と動作をまとめて考えるんだな~」となんとなく理解で大丈夫です!
実際に書いていく中で、「なるほど、こういうことか!」と徐々に分かると思います!

middle-photo0000-6533.jpg

まずは身近な「モノ」の「クラス・オブジェクト・メソッド」について考えてみて下さい!
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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