手元のマシンでSFTP環境を仮想的にマウントできるsshfsを便利に使ってみましょう!
※sftpとftpsは別物です。ftpsはftp over ssl、こちらはfile over sshです。
sshfsとは
sshfsとは、fuseの一種で、あたかもsftp先のサーバーを自分のマシンのディレクトリとしてマウントできるものです。手元のマシンでそこに新しくファイルを作成すると、sftp先にも同じファイルが転送されます。まあ自動ミラーリングみたいなものです。
インストール
Archなので以下でした
$ sudo pacman -S sshfs
マウント
どうやらsftp先はホームディレクトリのchroot監獄になっているようなので、素直に/を指定しましょう。
$ mkdir ~/kosenspace
$ sshfs hoge@kosen.space:/ ~/kosenspace -o IdentityFile=~/.ssh/fuga
はい、これだけで完了です。
ただ、パーミッションが何故かrootのみになっていたり色々と怪しいので、後述の自動マウントを使います。
自動マウント
/etc/fstabに追記するだけでいいようです。
hoge@kosen.space:/ /home/hoge/kosenspace fuse.sshfs noauto,x-systemd.automount,_netdev,user,idmap=user,follow_symlinks,identityfile=/home/hoge/.ssh/huga,allow_other,default_permissions,uid=1000,gid=998 0 0
最後のUIDとGIDはidコマンドで確認できます。
これで、起動時に自動でマウントがされるようになりました。