今回は、
Dockerのインストール、
コンテナイメージのダウンロード、
コンテナイメージの起動、
コンテナからMySQLを操作可能な状態にするまでを説明しています
Docker Desktopのインストール
インストール手順
-
下記のリンクからそれぞれの環境に合うインストーラーをダウンロード
MacならMac版、WindowsならWindows版
https://www.docker.com/ja-jp/

私はAMD、ARMがなんなのか、どちらを入れればよいのか分からなかったため、下記を参照しました。
https://www.tku.ac.jp/iss/guide/classroom/soft/pcarmx64intelamd.html
-
ダウンロードされたインストーラーをクリック
okをクリック→Close and restart
インストーラーを終了して、再起動される
-
規約をAccept
再起動後に規約についての画面が表示されるため、規約を下までスクロールし、
Acceptをクリックする

-
Docker Desktopを閉じる
規約のAcceptをクリックすると、Docker Desktopの画面が表示された状態になるが、
Docker Desktop自体は使用しないため、閉じてOK!Dockerがインストールされているか確認してみる
Windows PowerShellに"docker --version"を入力し、実行docker --versiondocker version 29.1.3のように、Dockerのバージョンを返されたらOK!
コンテナイメージのダウンロード
ダウンロード手順
今回はデータベースをDockerコンテナとして立てるケースを実演します
そのため、Docker HubからMySQLが入っているコンテナイメージを探します
-
下記のリンクからDocker Hubに入る
https://hub.docker.com/
-
コンテナイメージのダウンロード
右下のプルコマンドをコピー
Windows PowerShellに入力すると
Docker Hub上にあるコンテナイメージをローカルにダウンロードできる

Windows PowerShellに"docker images"というコマンドを入力し、実行すると
PC内(ローカル)のコンテナイメージの情報を表示してくれます
この記事と一緒の手順を行っているとmysqlの情報を表示してくれるはずですdocker images
コンテナイメージの起動
起動手順
-
runコマンドのコピー
コンテナイメージをダウンロードした際のページに戻り、
ページを少し下にスクロールさせると
"How to use this image"との記載があるので
添付写真の赤枠にあるrunコマンドをコピーします

-
runコマンドの編集
コピーしたrunコマンドをWindows PowerShellに張り付け、
"some-mysql"と"my-secret-pw"の欄を書き換えます--nameの後ろの"some-mysql"はコンテナの識別子なので
"some-mysql"を消して、自分が分かりやすい名前を記入しましょう-eの後ろは環境変数の設定(ローカルではなく、コンテナ側の環境変数の設定)です
MYSQL_ROOT_PASSWORDは、
MYSQLでのROOTユーザ(管理者権限を持ったユーザ)のパスワードを表します"my-secret-pw"を消して、自分が覚えやすいパスワードを記入しましょう
今回はtagの指定はしないため、
tagを削除し、実行します
-
psコマンドの実行
Windows PowerShellに"docker ps"と入力し、実行すると
起動しているコンテナの情報を表示してくれます
NAMESに先ほど"some-mysql"を消して記入した名前が表示されていればOK!docker ps
コンテナからMySQLを操作
コンテナの中に入る
-
execコマンドの実行
execコマンドはコンテナの中に入るコマンドです
さらに、"-it"というオプションを付けることで、
コンテナ側でのコマンド操作を今使っているコンソールから操作できますつまり、
Windows PowerShellに"docker exec -it "some-mysql" bash"を入力し、実行すると
Windows PowerShellで"some-mysql"というコンテナのコマンド操作を
bashを利用して行えるようになりますdocker exec -it "some-mysql" bash
-
rootユーザでログイン
Windows PowerShellに"mysql -u root -p"と入力し、実行
mysql -u root -pパスワードを求められるため、「2. runコマンドの編集」で設定したパスワードを入力する
※入力した文字がWindows PowerShellに表示されず戸惑うが、
設定したパスワードを正確に入力し、Enterを押せば大丈夫ですこれで、コンテナからMySQLが操作可能な状態になりました。
おまけ
コンテナから出るには
docker stop "some-mysql"
コンテナを消すには
docker rm "some-mysql"
最後に
読んでいただきありがとうございます。
この記事は、未経験エンジニアの私が、
Dockerについて理解を深めるために書かせていただきました。
不十分な点があれば、教えていただけますと幸いです。

