1
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Macに外部ストレージを接続したときに自動マウントさせない

Posted at

参考記事の焼き直しですが,macOS 13 Venturaでも使えることが確認できたので報告

参考

↓基本的な方法

↓設定の意味もちょっと詳しく書いてあります

↓fstabの意味

ニーズ

TimeMachine用の単一HDDにAPFSボリュームを複数設定し,複数台のMacのバックアップを行なっていて,HDD接続時に他のMac用のボリュームを自動マウントさせたくない

やり方

参考記事がなくなったとき用に写経

1. UUIDを確認

  • ディスクユーティリティから確認する方法
    1. スクリーンショット 2022-10-31 16.22.52.png
      右上の情報ボタンを押す
    2. スクリーンショット 2022-10-31 16.24.25.png
      ファイルシステムUUIDをメモ
  • ターミナルから確認する方法
    diskutil info [ボリューム名] | grep "Volume UUID"
    

2. 自動でマウントしないように設定する

  1. ターミナルで以下を実行
    sudo vifs
    
  2. viで設定ファイルが開くので,以下を入力
    UUID=[取得した UUID] none auto noauto
    

fstabのフォーマット

UUID=XXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX [mount point] [format] [option] [dump] [diskcheck]

引用元: https://hara-chan.com/it/infrastructure/fstab/

mount point

大体の資料がnoneを指定してますね
macOSが勝手に /Volumes 以下にマウントしてくれるのでいらないことはしないほうがいいかも

format

autoを指定しておくと,どのファイルシステムか自動で推測してくれる

option

,区切りで複数指定可能

option
async ファイルシステムの非同期入出力を設定
auto mount -aコマンド実行時にマウント(よく使う)
noauto mount -aコマンド実行時にマウントされない
defaults デフォルトオプションを設定(async,auto,dev,exec,nouser,rw,suid)
exec バイナリの実行を許可する
noexec バイナリの実行を許可しない
ro 読み出し専用でマウント
rw 読み書きを許可してマウント
unhide 隠しファイルも表示
suid SUIDとSGIDを有効化
user 一般ユーザーでもマウント可
nouser 一般ユーザーでのマウント不許可

引用元: https://hara-chan.com/it/infrastructure/fstab/

本当にこれらのオプションが全てmacOSで使えるのか不明

今回重要なのは noauto

rwとか他のオプションを明記しなかったが別に読み書きできた

dump, diskcheck

linuxではこれらを指定できるみたいですが,mac用の設定でこれを指定している参考記事は一つもありませんでした
なんじゃこりゃ


以上,写経多めになってしまいましたが,macOS 13 Venturaでも使えることが確認できたのでご活用ください

1
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?