参考記事の焼き直しですが,macOS 13 Venturaでも使えることが確認できたので報告
参考
↓基本的な方法
↓設定の意味もちょっと詳しく書いてあります
↓fstabの意味
ニーズ
TimeMachine用の単一HDDにAPFSボリュームを複数設定し,複数台のMacのバックアップを行なっていて,HDD接続時に他のMac用のボリュームを自動マウントさせたくない
やり方
参考記事がなくなったとき用に写経
1. UUIDを確認
- ディスクユーティリティから確認する方法
- ターミナルから確認する方法
diskutil info [ボリューム名] | grep "Volume UUID"
2. 自動でマウントしないように設定する
- ターミナルで以下を実行
sudo vifs - viで設定ファイルが開くので,以下を入力
UUID=[取得した UUID] none auto noauto
fstabのフォーマット
UUID=XXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX [mount point] [format] [option] [dump] [diskcheck]
引用元: https://hara-chan.com/it/infrastructure/fstab/
mount point
大体の資料がnoneを指定してますね
macOSが勝手に /Volumes 以下にマウントしてくれるのでいらないことはしないほうがいいかも
format
autoを指定しておくと,どのファイルシステムか自動で推測してくれる
option
,区切りで複数指定可能
| option | |
|---|---|
| async | ファイルシステムの非同期入出力を設定 |
| auto | mount -aコマンド実行時にマウント(よく使う) |
| noauto | mount -aコマンド実行時にマウントされない |
| defaults | デフォルトオプションを設定(async,auto,dev,exec,nouser,rw,suid) |
| exec | バイナリの実行を許可する |
| noexec | バイナリの実行を許可しない |
| ro | 読み出し専用でマウント |
| rw | 読み書きを許可してマウント |
| unhide | 隠しファイルも表示 |
| suid | SUIDとSGIDを有効化 |
| user | 一般ユーザーでもマウント可 |
| nouser | 一般ユーザーでのマウント不許可 |
引用元: https://hara-chan.com/it/infrastructure/fstab/
本当にこれらのオプションが全てmacOSで使えるのか不明
今回重要なのは noauto
rwとか他のオプションを明記しなかったが別に読み書きできた
dump, diskcheck
linuxではこれらを指定できるみたいですが,mac用の設定でこれを指定している参考記事は一つもありませんでした
なんじゃこりゃ
以上,写経多めになってしまいましたが,macOS 13 Venturaでも使えることが確認できたのでご活用ください

