lsコマンドとよく使うオプションについて
lsコマンド
簡単だけどかなり使うlsコマンド。
そんなlsコマンドの本当に簡単な説明と、個人的によく使うオプションについて備忘録や足跡となるように軽く記載していきます。
lsコマンドとは?
そもそもlsコマンドとはなんなのでしょうか。
lsコマンドはそのディレクトリはいかに何があるかを確認できるコマンドです。
基本的な記載方法
まず一番シンプルなもの
ls
以下のようにかえってきます。
<ディレクトリ1> <ディレクトリ2> <ディレクトリ3> <test.txt>
このコマンドは今いるディレクトリの配下になにがあるのかを見ることができます。
※ディレクトリ名はぼかしています。
よく使うオプション
それではもっと詳しく見るために、オプションを追加してみます。
"-l"
ls -l
"-l"を付けると、もっと詳細なファイルの情報を見ることができます。
先ほどの箇所で試してみると、以下のように表示されます。
total 0
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 33 Nov 17 2020 <ディレクトリ1>
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 36 Nov 17 2020 <ディレクトリ2>
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 34 Nov 17 2020 <ディレクトリ3>
-rwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 51 XXX XX XX:XX test.txt
また、"ls -l"は以下のように省略して記載しても同じように表示されます。
ll
ただ、隠しファイルも表示されたため、少し違った結果が表示されました。
total 0
drwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 4096 Oct 26 20:43 ./
drwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 4096 Aug 7 15:34 ../
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 33 Nov 17 2020 <ディレクトリ1>
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 36 Nov 17 2020 <ディレクトリ2>
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 34 Nov 17 2020 <ディレクトリ3>
-rwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 51 XXX XX XX:XX test.txt*
"-h"
"-h"を付けると、ファイル容量が人に読みやすい単位で表示されるようになります。
例えば、先ほどの"ll"に"-h"を付けてみます。
ll -h
以下のように、4096として表示されていた箇所が、4.0Kになっております。
これはバイト表示から、キロバイトの表示に変わったということです。
total 0
drwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 4.0K Oct 26 20:43 ./
drwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 4.0K Aug 7 15:34 ../
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 33 Nov 17 2020 <ディレクトリ1>
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 36 Nov 17 2020 <ディレクトリ2>
lrwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 34 Nov 17 2020 <ディレクトリ3>
-rwxrwxrwx 1 rensyu_user rensyu_user 51 XXX XX XX:XX test.txt*
ヘルプを確認したいとき
その他にも多くのオプションがありますが、どのようなものがあるか確認したい際は、
以下コマンドを打ち、Helpを表示させてください。
ls --help
そうすることで、オプションの説明をずらっと見ることができます。
おわりに
lsコマンドは最初に学んだり、実施してみたりするコマンドですが、ずっと使う重要なコマンドです。
個人的な好みがあるため、使いやすいオプションを探して、効率的に確認できるとより便利になると思いました。
私もまだまだ勉強中のため、是非皆様のお勧めのオプションなどがあればじゃんじゃんコメントにて教えてくださると幸いです。