遅くなりましたが、振り返りをしていきます。
イベント情報、発表資料はこちらから確認できます↓
https://rtlabo.connpass.com/event/152001/
良かったこと
「技術ブランディング」とは何かについて、いろんな意見が聞けたことです。
漠然と、「メリットありそうだけど、誰にメリットがあって何が良いことで、どのように目指していけばいいのか」が分からなかったためです。
メリットがある人は、以下の2つのタイプです。
1. 働く人。労働力を提供する個人。
2. 採用する人。労働者に対価を提供する企業。
エンドユーザーに対してはメリットがありません。なぜなら、企業の提供するサービスの価値を上げることが目的ではないからです。
あくまで、求職者と採用側のマッチング率を上げるためのものだと理解しました。
では、具体的にどうすればいいのでしょうか?
働く人は、何ができるのかを発信し、自分の働く領域で「この人はこれが出来る人なんだ」と認知してもらうと良いです。たとえば、「Webフロントエンジニアの領域で、シングルページアプリケーションと静的サイトジェネレーターに非常に詳しいため、他のエンジニアよりも早く、しかも使い捨てではないプロトタイプを作ることができます」という感じです。
採用側は、事業活動で得た知見をブログで発信したり、OSSやコミュニティを牽引すると良いです。なぜなら、働く人が自分の価値を高めるために必要だからです。たとえば、「事業でJavaを専門に使い、知見をブログで発信し、書籍を出版し、プラグインを作り、イベントのスポンサーになり、登壇し、コミュニティの主導的立場になる」という感じです。できれば、企業に所属する個人ではなく、経営陣が率先して活動できると、継続しやすくなります。
感じた課題
自分は労働者の立場なので、「これが出来る人なんだ」を認知してもらうことが弱いと感じました。目指すものを追うことはできます。しかしそれは抽象的であって、「今ある市場で、具体的に何ができるか」を発信してきたことは少なかったです。
自分が企業側だった場合、たとえば、技術的に優れた自社サービスを保有している企業に対しては、「具体的に何が良くて、何が好きで、今後どの分野を活性化させてゆきたいか」を働く人に向けて発信したいと思いました。
改善していこうと思ったこと
自分にできることと、自分が認めてもらう領域を具体的にしようと思いました。
具体的には、「Webサーバサイドの領域」で、「パフォーマンスチューニング」に詳しくなり、サービスの安定供給に貢献しようと思いました。
具体化がまだ弱いと思いますが、いきなりゴールに辿り着くのも無理なので、継続して活動してゆきます。