はじめに
この記事は、AgileJapanアドベントカレンダー2025の14日目の記事として書いています。
ここ数回連続でAgileJapanに参加させていただいています。
今年のテーマはReboot Japanというテーマでしたが、最後の平鍋さんのクロージングキーノートを目の前で見て、聴いて、熱量を浴びていろいろ想いが溢れてきましたので、そのBlogとなります。
- イベントホームページ
- 平鍋さんの講演資料
これまでのふりかえりパートから始まり、AgileJapanの1回目、2009年の説明から始まりました。
XPに感化され、2004年から海外の方に会いまくり、そのようなイベントを日本でもやりたいという意図から始まったということは知りませんでした。
その中で数年のAgileJapanの話が出てきて、私が最初に参加した年のことを思い出してきました。(忘れていたわけではないのですが、思い出すというのはすごい力を感じました)
最初に参加したAgileJapan
思い出した最初に参加したAgileJapan,それは2018年、TOC有明コンベンションホールでした。多分。
キーノートでのモブプログラミングの話や、JapanTaxiの川鍋さんの話、その他対面で長い時間事例含めたたくさんのAgileに関する話を聞いたのは初めてだったので、衝撃的だったのを覚えています。
懇親会では、画面とPCを使ってこれからモブプログラミング体験会始めますー、といってイベント的に始まったり、スポンサーブースの近くで飲み物を飲みながら、ぶっちゃけどうなんですかね、、?みたいな話もできて、これって商業(?)イベントとして良いのだろうか、、、と不安になりながら参加した記憶があります。
当時は「アジャイル新聞」なるものがあって、参加者には紙で配られていた記憶があります。新聞って、、と率直には思いましたが、イベントやアジャイル関連の最新記事や事例などを知れてとても嬉しく読んだ記憶があります。
調べてみると、一人の運営の方が発起人となって企画、作成されていたようですね。人の想いから始まる、というのは良いことです。
- アジャイル新聞を作成された方のNote記事
参加2回目コロナ禍前最後のAgileJapan
2019年も参加しました。SOMPOシステムズの浦川さんには、海外のJavaカンファレンスであるJavaOneとかでもお会いしてお世話になっていたということもあり、お話しを聞きに行った、、というのもあります。
この会でよかった企画だな、、と思ったのは、「グラレコ」が導入されていたことです。
全部のセッションに対してやっていたかは記憶にありませんが、参加したセッションのグラレコを見て見聞きした内容を思い出したり、参加していないセッションのグラレコを見て面白そうであれば後から資料公開されるのであれば追っかけて確認しよう、、と認知負荷低く内容を掴むことができた、ということもあります。
(ちなみにコロナ禍前のAgijeJapanは複数トラック並行で実施されてましたので、全セッション聴講するということは不可能でした)
ちなみに最近、Findyさん主催のアーキテクチャConference2025というイベントに参加しましたが、キーノートの内容はグラレコとられており、通路に張り出されていました。やはりわかりやすくていいですね。
- 専門性が高くても“混ざれる場”になる。グラレコがつくった対話の風景── アーキテクチャConference 2025 の実践から
他イベントでされていて良いなと思った取り組み
唐突ですが、日本国内で開催されるJavaユーザーコミュニティ最大のイベントはJJUG CCCというものがあります。先日JJUG CCC 2025 Fallというイベントが開催されました。
JJUG CCCは日本最大のJavaコミュニティイベントです。Java関連の技術や事例に関する良質なセッションが行われ、また異なる分野で活躍するJava技術者が一堂に会する場ともなっています。
そこで実施されていたのは、参加パスの下にタグを貼るやつ、です。
紫のラベルのやつでして、いろいろな種類が用意されてました。こちらのものは本イベントに10回以上参加したということを示すラベルです。他に何があったかというと、初回参加者、スピーカー、とかだったと思います。
運営上もこのラベルを活用されており、懇親会の際に運営の方から「初回参加者のタグつけている方が周囲にいらっしゃいましたら、優しく声をかけてあげてくださいね」といった形で使われてました。
私もそれに促された形で初回参加の方に話しかけたり、話を聞けたりするのがよかったです。
ちなみにですが、JJUGというコミュニティで始めたアイデアではなく、JavaOneという海外カンファレンスに参加した際も同じことが実施されてました。そこでは、初回参加者ラベルではなく、2回目以上の参加者である私に対して、Alumniタグをつけてくれていました。
AgileJapanでも過去はScrumMasterバッチとか、ProductOwnerバッチとかを入り口で配っていたような記憶もあります。イベント独自で作られていたのか、どこかのスポンサーが自社で作っているものを配っていたのかはわかりませんが、仲間探しにはそのような取り組みも交流のためには良さそうですね。
おわりに
なぜかイベント運営側目線での話に最後はなりましたが、こんなのあったらよいなということで記事にしてみました。
運営のみなさんとしては、すでに考えた上での現状これです、ということなのかもしれませんが、あったらいいなと発信することは良いことかなと思いましたので、書いてみた次第です。
- アジャイル新聞のような紙媒体の配布物
- グラレコ
- 参加者パスに対するタグ
最後に、運営の皆さんいつも楽しいイベント開催ありがとうございます。来年も楽しみにしております!!
