マインドマップ作ったことありますか?
あれば共感いただけると思うんですが、意外とノード同士の距離の取り方やレイアウトを実装するのが難しいです。
よく使われるアルゴリズムには以下のようなものがあります。
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力学モデル(Force-Directed Layout)
力学モデルは、ノードを質点、エッジをばねと見立て、物理法則に基づいてノードの配置を決定する方法です。このモデルはノード間の重なりを防ぐのに有効です。
引力と斥力: つながっているノード間には引力が働き、全てのノード間には斥力が働くようにします。
アルゴリズム: Fruchterman-Reingold アルゴリズムや Spring-Embedder アルゴリズムが代表的です。 -
ツリー構造の最適化
マインドマップはツリー構造に近いので、ツリー構造のレイアウトアルゴリズムを使うことが考えられます。
Reingold-Tilford Algorithm: これはバランスの取れたツリー構造を生成するためのアルゴリズムです。各ノードが適切な位置に配置されるよう調整します。
階層的レイアウト: ノードを階層ごとに整列させ、各レベルのノードを均等に配置する方法です。
とはいえです。一機能になるべく時間をかけたくないという方もいらっしゃると思います。
そんな方々にはD3.jsのtree機能をお勧めします。
D3.jsこれ自体はあまり触ったことないという方もいらっしゃると思いますが、よくchartライブラリなどとして使われている、svg操作ライブラリです。
以下、綺麗に配置がされるという動作画面とreactで使えるhooksコードを参考程度に載せておきます。