0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Claude CodeからCodexを利用するための初期設定

0
Last updated at Posted at 2026-05-20

本記事について
本記事は Claude Code に調査・構成を手伝ってもらいました。

検証環境: Codex CLI 0.131.0, Claude Code 2.1.144, Windows 11

概要

この記事は、Claude CodeからOpenAIのCodex CLIをMCPサーバーとして呼び出せるようにするための初期設定手順です。一度設定すれば、Claude Codeのチャットで「Codexにレビューさせて」のようにCodexをツールとして利用できるようになります。Windows環境を前提に、最短の登録手順とつまずきやすい点を押さえます。

「初期設定手順」のコマンドを上から順にコピペして実行すれば完了します。うまくいかないときの対処や任意の設定は、後半の「補足事項」にまとめています。

全体像

Claude Code(MCPクライアント)から、Codex側のcodex mcp-serverをMCPサーバー(stdio)として起動し、ツールとして使います。

Claude Code  (ターミナルの claude / VS Code 拡張 anthropic.claude-code)
      │   MCP (stdio, JSON-RPC で子プロセス起動)
      ▼
codex mcp-server   ← OpenAI Codex がツールとして応答
やりたいこと サーバー クライアント 使うコマンド
Claude CodeからCodexを使う(本書) codex mcp-server Claude Code claude mcp add ...
Codexから別のMCPを使う(対象外) 任意のMCP Codex codex mcp add ...

前提

この手順は、Codexを自分のすべてのプロジェクトで常用する前提で書いています(そのためuserスコープで登録します)。チームで共有したい場合は、手順1の補足や「参考(任意)」を参照してください。

環境

  • Claude Code + VS Codeを使う前提です。

    VS Code拡張anthropic.claude-codeはCLIと同じMCP設定を読むため、後述の登録はそのままVS Code上のClaude Codeでも有効です(追加設定は不要)。
  • このPCは~/.codex/auth.json~/.codex/config.tomlが既に存在し、認証済みの状態です。
  • Claude Codeで作業するプロジェクトフォルダがあること(手順の最初にcdで移動します)。

前提確認

プロジェクトフォルダへ移動し、CodexとClaude Codeが導入・認証済みか確認します。1行目の<プロジェクトフォルダ>は自分のパスに置き換えてください(空白を含むパスは"D:\my project"のように引用符で囲みます)。

PowerShell
cd <プロジェクトフォルダ>          # 例: cd D:\my-project
codex --version
codex doctor
claude --version
実行結果例
codex-cli 0.131.0
(codex doctor: 設定/認証/ランタイムのチェックがずらりと表示される)
2.1.144 (Claude Code)

確認ポイント

  • codex --versionclaude --versionにて、それぞれバージョンが表示されたこと
  • codex doctorにて正常実行できたこと(認証エラーが出なかったこと)

codex doctorで認証エラーが出る(=まだログインしていない)場合は、codex loginで認証してから次へ進みます。codexclaudeが「認識されません」と出る場合は、未インストールかPATHの問題です。

初期設定手順

1. Codexの登録

CodexをClaude CodeにMCPサーバーとして登録します。常用するのでuserスコープ(-s user)を使います。

PowerShell
claude mcp add -s user codex -- cmd /c codex mcp-server
実行結果例
Added stdio MCP server codex to user config

確認ポイント

  • Added stdio MCP server codex to user configと表示されたこと

-s userは「全プロジェクトで使える」指定です(個人で常用するならこれ。cdした場所に関係なく使えます)。お試しだけなら-s userを省略するとlocal(このプロジェクト専用)、チームで共有するなら-s project(リポジトリの.mcp.jsonに保存され、コミットで共有)に変えます。

Windowsメモcmd /cは子プロセス起動を確実にするための指定で、自分でcmdを開く必要はありません。npm版codexの実体がcodex.cmd / codex.ps1のため、cmd /cを付けないとspawn ENOENT'codex' is not recognizedになることがあります。

2. 登録確認

登録済みのMCPサーバー一覧を表示し、codexがあるか確認します。

PowerShell
claude mcp list
実行結果例
Checking MCP server health…

codex: cmd /c codex mcp-server - ✓ Connected

確認ポイント

  • codexの行に**✓ Connected**が表示されたこと
  • ! Needs authenticationの場合は「うまくいかないときは」を確認してください

3. 接続確認

codexの接続状態とスコープを詳しく確認します。

PowerShell
claude mcp get codex
実行結果例
codex:
  Scope: User config (available in all your projects)
  Status: ✓ Connected
  Type: stdio
  Command: cmd
  Args: /c codex mcp-server

確認ポイント

  • Status: ✓ Connectedが表示されたこと
  • Scope: User configであること

4. 利用開始

Claude CodeのチャットからCodexを呼び出して、実際に使ってみます。ここだけPowerShellではなくClaude Codeのチャット欄に入力します。

Codex に今の変更をレビューさせて

初回はClaude Codeが「このツールを実行してよいか」の許可を尋ねることがあります。許可するとCodexが動きます。

確認ポイント

  • CodexのMCPツールが呼び出され、レビュー結果が返ってきたこと

✅ **初期設定手順は以上となります。**これでClaude CodeからCodexを利用可能です。


補足事項

うまくいかないときは

対処欄のコマンドは、いずれもPowerShellで実行します。

症状 対処
spawn ENOENT / 'codex' is not recognized cmd /c codex mcp-serverの形になっているか確認(手順1)。cmd /c where codexでcmdからcodexが見えるかも確認
already existsと出て登録できない 既に登録済みです。やり直すならclaude mcp remove codex -s userで消してから手順1を再実行
認証エラー codex loginでログインし直し→ codex doctorで総点検
一覧に出るのに反応がない claude mcp get codexで接続状態を確認。npm binにPATHが通っているか
どのスコープに入ったか不明 claude mcp listで確認。消すならclaude mcp remove codex -s user

参考(任意)

以下は必要なときだけ参照してください。

JSONで登録する

手順1(claude mcp add)と同じ登録をJSON形式で行う代替手段です。CLIの引数よりJSONでまとめて指定したいときに使います。置き換える箇所はなく、下記をそのまま実行できます(サーバー名を変えたいときだけcodexの部分を任意の名前にします)。

claude.exeはネイティブ実行ファイルなので、PowerShellではJSON全体をシングルクオートで囲み、中の"\"にします

PowerShell
claude mcp add-json -s user codex '{\"command\":\"cmd\",\"args\":[\"/c\",\"codex\",\"mcp-server\"]}'

登録後の確認は手順2・3(claude mcp list / claude mcp get codex)と同じです。

ダブルクオートで囲む形("{\"command\":...}")はcmd向けで、PowerShellではJSONが壊れてInvalid inputになります。逆にcmdではそのダブルクオート形を使います。

チームに配って.mcp.json(projectスコープ)に直接書く場合の中身です(上のコマンドと同じ内容)。

.mcp.json
{
  "mcpServers": {
    "codex": { "command": "cmd", "args": ["/c", "codex", "mcp-server"] }
  }
}

VS Codeネイティブ側でも使いたい場合

VS CodeネイティブのCopilot /エージェントモードでもCodexを使いたい場合は別系統で、リポジトリに.vscode/mcp.jsonを置きます(キーはservers)。これはClaude Codeとは無関係なので、必要なときだけ設定してください。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?