4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

はじめに

ターミナルは普段から使っているかと思いますが、ターミナルのプロンプトには何を表示していますでしょうか。

自分はこんな感じで、

image.png

  • 時刻
  • カレントディレクトリ
  • git のブランチ
  • git の差分
  • 直前のコマンドの実行時間
  • 直前のコマンドが失敗した (0 以外を返した) ときにカーソルが赤くなる

などを表示しています。
この記事では、ターミナルのプロンプトを上のようにする方法を紹介します。

前提条件

Windows 10/11
WSL2 がインストール済み
Ubuntu (or その他の Linux ディストリビューション) がインストール済み
Windows Terminal がインストール済み

手順

手順を紹介します

フォントを入れる

特殊なアイコンを使うので、そのアイコンを表示できるフォントをインストールします。
こだわりがなければ、公式が出しているものがいいでしょう。
ちなみに私は この記事 に影響されて UDEV Gothic を使っています。

Windows Terminal を設定する

Windows Terminal を立ち上げたら Ubuntu が表示されるようにします。

  1. 設定を開く ( Ctrl + , )
  2. スターアップ > 既定のプロファイル を Ubuntu にする

image.png

先ほどインストールしたフォントを使えるようにします。

  1. 左のサイドバーからプロファイル > Ubuntu を選択

image.png

  1. 追加の設定 > 外観 > フォントフェイス を編集

image.png

zsh を入れる

sudo apt install zsh
chsh -s $(which zsh)

# ターミナルを再起動する

image.png

prezto を入れる

見た目や機能をカスタマイズできるようになります。

git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"

setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
  ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done

# ターミナルを再起動する

※見た目は変わりません

image.png

p10k を入れる

zsh で使えるテーマの詰め合わせです。

echo 'zstyle :prezto:module:prompt theme powerlevel10k' >> ~/.zpreztorc

もしくは

git clone --depth=1 https://github.com/romkatv/powerlevel10k.git ~/powerlevel10k
echo 'source ~/powerlevel10k/powerlevel10k.zsh-theme' >>~/.zshrc

仕上げ

以下のコマンドを実行すれば、あとは画面の指示に従うだけでプロンプトの見た目がいい感じに設定されます!

p10k configure

気に入らなければ、再度実行すればまた設定ができます。

おまけ

私は p10k がつくる .p10k.zsh に独自の設定を入れていて、特定の環境変数があるときに、

  • 本のアイコン
  • その環境変数の値
  • GitHub のイシュー番号

を表示しています。

image.png

コードはこんな感じ

  function prompt_uv_test_name() {
    if [ -n "${SOMETHING_VARIABLE}" ]; then
      p10k segment -f 200 -i '📚' -t "(${SOMETHING_VARIABLE}#${GITHUB_ISSUE_NUMBER})"
    fi
  }

説明は .p10k.zsh の function instant_prompt_example() にあるので、気になる方は見てみてください

4
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?