概要
Linux版のWPS Officeで、太字が極端に太くなり、黒い■のように表示される。
コミュニティにも問題として記載されている。
Arch WikiではFreetypeのダウングレードを推奨している。
Fedoraではリリースベースであり、かつ依存性などの問題があるので、ダウングレードを避けライブラリを直接追加する方法で解決する。
解決方法(Fedoraの場合)
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Fedora 38の
freetype-2.13.0-2.fc38
を落としてくる。(Fedoraじゃない場合、自分のディストリのFreetype 2.13.0が手に入ればなんでもよい。) -
解凍する。
mkdir freetype cd freetype rpm2cpio '/home/yuto/ダウンロード/freetype-2.13.0-2.fc38.x86_64.rpm' | cpio -id
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解凍したフォルダの中の
/usr/lib64
の中身の2つのファイルを、/opt/kingsoft/wps-office/office6
にコピーする。cd ./usr/lib64 sudo cp * /opt/kingsoft/wps-office/office6
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正常に起動するか確かめる。
以上で正しく表示されれば正解。