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AIQVE ONE ゲームテスト/QAAdvent Calendar 2021

Day 20

デジタルカードゲームの組み合わせテストでやったこと感じたこと

Last updated at Posted at 2021-12-19

#概要
膨大なカードの中から、組み合わせて検証ができるカードを探す方法を考え、やったことや問題点をまとめてみました。

#目次

  • 組み合わせテストとはなんだろう?

  • テストチャーター編(検証する観点を決めよう!)

  • ピックアップ表編(検証に必要なカードを探そう!)

  • カード抽出編(検証に必要なカードを探すのをもっと簡単にしよう!)

  • 未来編(未来の自分にまかせた!)

#組み合わせテストとはなんだろう?
カードの効果に対して他のカードの効果を組み合わせたとき、その効果の内容に不具合がないかを確認するテストです。

組み合わせテストでは、テストを行うカードに対して、膨大なカードの中から検証が行えるカードを探さなければいけません。

では、その組み合わせをどうやって見つけているのか、自分がやったこと、これからやりたいことを話していきたいを思います。

#1.テストチャーター編
カードの効果から、どういった効果が発動するのかと影響範囲を軸にカードの効果に対して、どの観点が必要なのかわかりやすくするためにテストチャーターを作成しようとした。
しかし、カードの効果には様々な種類があり、軸となる効果の内容や影響範囲が多くなってしまった。
そのため、テストチャーターを作成を中止し、検証したいカードの効果から組み合わせのできるカードを探せるピックアップ表を作成することにしました。

aaaaaaaaa.png

######テストチャーターの問題点
・カードの効果には様々な内容があり、効果内容や影響範囲をまとめきることができなかった
・作成したテストチャーターから実際に検証する観点が瞬時に理解ができない

#2.ピックアップ表編
カードの効果毎に、対応した効果や影響範囲にチェックを付けるピックアップ表を作成した。
作成したピックアップ表を使用しケースを作成してみたが、検証したい効果を探す際、
作成する人の観点次第で項目の組み合わせが見つけられない等、設計者に依存してしまう点があり、
また、カードゲームに詳しくない人がテストケースを作成をする場合、作成に時間がかかってしまう点が問題点として挙がった。

ピックアップ表.png

######ピックアップ表の問題点
・テストケースを作成する人の理解度により、観点を漏れが発生する
・カードゲームに詳しくない人はテストケースの作成に時間がかかる
・カードの追加があった場合、その都度ピックアップ表に追加しチェックを付ける必要がある

#現在編(カード抽出)
カードゲームに詳しい人でも観点が簡単に出せるように、カード一覧から検証が出来そうなカードを抽出する関数を組んでいます。
検証を行いたい効果を張り付けると、その内容から検証ができるカードが抽出できるようにしたいと考えています。
カード抽出のフローは↓みたいな感じを想定

                フロー.png

#未来編(こんなことやってみたいなぁ)
カード抽出をVBAで作成して、検索で出てきたカードが何のキーワードで抽出したかがわかるようにしたい。
また、ほかにいい感じの機能があれば追加したい。
現状、VBAに関しては何も知らないレベルなので、勉強する必要がある・・・
完成するのはいつになるんでしょうか・・・

#最後に
カードが追加されるたびにカードどうしの組み合わせは増えていきます。
現状では、カードゲームに詳しい人が観点を出すのが一番効率がいいです。
しかし、同じ人が組み合わせのケースを作成するだけでは様々な観点でケースを作成することは難しいです。
組み合わせテストの作成をもっと簡単に、詳しくない人でもできるようにしていきたいなあ。

ピックアップ表.png

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