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引き継いだスプレッドシートで、別タブの参照先を見に行く往復をなくす

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Last updated at Posted at 2026-10-03

前任者から、リード管理のスプレッドシートを引き継ぎました。マーケで取ったリードを、インサイドセールスがどこまで追ったかを管理するシートです。

タブは、リードの一覧、キャンペーンの情報、リードソース、ISのステータス管理、集計、と何枚もありました。

集計タブのセルを1つ選ぶと、こういう数式が入っています。

=COUNTIFS('リード一覧'!F:F,$A5,'リード一覧'!K:K,"商談化")

数式の意味は分かります。リード一覧のF列が$A5と同じで、K列が「商談化」の行を数えている。分からないのは、F列とK列に何が入っているかです。見出しを確かめるには、リード一覧のタブを開いて、列を数えて、また集計タブに戻るしかありません。

これを、セルを1つ選ぶたびにやっていました。

引き継いだ最初の週に、3つのやり方を試しました

1つ目は、タブを切り替えて目で探すやり方です。確実ですが、参照が2つ3つ入っている数式だと、タブを行ったり来たりしているうちに、どのセルを確かめていたのかを忘れます。

2つ目は、数式をコピーしてChatGPTに意味を聞くやり方です。COUNTIFSが何をしているかは、きれいな説明が返ってきます。ただ、F列に何が入っているかはChatGPTには分かりません。シートの中身を渡していないからです。結局、自分でタブを開いて確かめることになりました。

3つ目は、たぶん合っているだろうで進めるやり方です。これで実際に数字がずれました。

参照先を開かずに中身を見る

参照先を見に行く往復が面倒だったので、選んだセルの参照先の中身を、その場に出すChrome拡張を作りました。SheetPeekという名前です。

集計タブで上の数式が入ったセルを選ぶと、画面の横にこう出ます。

  • 参照しているのは「リード一覧」のF列とK列
  • F列の見出しは「リードソース」、K列の見出しは「ISステータス」
  • 先頭の数行に実際に入っている値
  • 列のうち、中身が入っているセルの数

タブを切り替えずに「F列はリードソース」だと分かります。参照先がさらに別のタブを見ている場合は、そのセルを選び直してください。同じように出ます。

IMPORTRANGEで別のファイルを見ている部分だけは、中身を読めないので「別ファイル」とだけ出ます。

読んだ値は画面に出すだけで、ブラウザの外には送りません。仕事のシートで使うので、ここは最初に決めました。

引き継いだシートでは、この3つを最初に確かめます

SheetPeekを使うかどうかに関係なく、引き継いだシートを開いたら最初にこの3つを見ます。

  1. 集計タブの数式が、どのタブを見ているか
  2. そのタブの見出しが、数式の意図と合っているか
  3. 対応表やマスタのタブに、最近増えた項目が入っているか

3つ目のずれは、数式が正しくても起きます。キャンペーンやリードソースのように、運用しているうちに増えていく一覧は特に危ないです。


SheetPeekはChromeウェブストアで公開しています。入れるとGoogleスプレッドシートの画面にパネルが出て、セルを選ぶだけで動きます。

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