Swiftにおけるアクセス修飾子について

・Swiftにおけるアクセス修飾子

・アクセス修飾子には、公開範囲が広い順に以下のものが用意されている。

・デフォルトはinternal

アクセス修飾子	アクセスレベル
open	モジュール内外のすべてのアクセスを許可
public	モジュール内外の全てのアクセスを許可するが、モジュール外ではクラスを継承したりオーバーライドしたりすることはできない
internal	同一モジュール内のアクセスのみを許可
fileprivate	同一ソースファイル内のアクセスのみを許可
private	対象の要素が属しているスコープ内のアクセスのみを許可

では、実際に利用してアクセスレベルを確認する

class SomeClass {
    
//オーバーライドを許可する場合
   open var a = "a"

//オーバーライドを許可しない場合
    public var b = "b"

//同一モジュールならOK
    internal var c = "c"

//同じファイル内ならOK
    fileprivate var d = "d"

//定義したスコープ内ならOK
    private var e = "e"
    
}

var some = SomeClass()
some.a // "a"
some.b // "b"
some.c // "c"
some.d // "d"

//アクセス修飾子がprivateのためエラーになる
some.e // 'e' is inaccessible due to 'private' protection level