12月になりました。
今年もアドベントカレンダーを書いていこうと思います!!
この記事はモチベーションクラウドシリーズ Advent Calendar 2022の1日目の記事になります
最近プロダクト開発チームで仮説検証を回していきたい!という潮流が来ており、そのなかでやったプロトタイプ開発が思ったよりウケがよかったので、良かったことをまとめようと思います。
なぜやったのか
もともとチームとして開発したアウトプットがちゃんと顧客に届いているかどうかを測定しよう。という流れはあり、僕たちも機能開発等をする際はアウトカムを設定して開発を行っていました。
ただ、「このプロダクトをどのようにユーザーが使って、どこで詰まっているのか」をちゃんと観測して、使いづらいところや、価値が届いていないところの改善をすることはあまりできていませんでした。
チームでもっと利用データをみて、改善サイクルを回していこう!!となり、そのためにユーザの利用データ取得を行ったり、課題の仮説を議論したりしていました。
そうすると各方面から、
- 「こんな機能あったらいいよね〜」
- 「この体験の前に、こんな機能追加したほうがいいんじゃない?」
いろんな声が集まってきたので、せっかくならやってみよう!!と思い実装しました。
なにをやったのか
具体の中身はご説明できないのですが、機能要件としては簡単に以下のようなものです。
- 20問のアンケートに回答を貰って、その答えをFBしたい
- 計算ロジックは四則演算
- 結果によって、画面に表示する情報も出し分けをしたい
具体的な実装として
フロントは
- アンケート回答画面の実装(ラジオボタンで選択したものによって点数を変化)
- アンケート結果画面の実装
バックエンドは
- モデルを一つ追加
- APIを2つ追加
しました。
技術スタックはVueとRails です。
※実際に作ったものがこちらです。実際のものと文言等は変更しています。
何がわかったか
色んな発見があって楽しかったです。
またチャレンジしていきたいと思っていますが、よかったこととかまとめます!
体験の話の解像度が揃う
まだ作成していない機能などの話をする際によく、前提がズレることが起きていました。
そもそも考えていることが違うのに、まだ見ぬ機能や、体験について話をしているとどうにも深まっていかない感じがありました。
プロトタイプを作って話すことで「今回はここの体験だったけど、こっちの体験の中の方がいいんじゃないのか」とか「アンケート機能じゃなくて、こんな機能のほうがよくない!?」など意見は結構出てきたと思います。
アウトプットはまた変わると思いますが、意味のある議論になったと思います
意外と簡単に作ることができるとわかった
今回のプロトタイプは一人で作成しました。
テストコードとかは書いていませんが、ちゃんとFEもBEも作って大体4h~5hぐらいだったと思います。
悩んでる時間も結構あったので、次からはもっと早くできそうだと思っています!!
久しぶりにAPIの開発をして楽しかった
これは結構個人的な話ですww
普段はフロントエンドをしているので、画面からモデルまで作るのは久しぶりで楽しかったです。
次回開発する時に変えてみたい点
プロトタイプ作成といっても、何を明らかにしたいかで結構変えられると思います。
- バックエンドをまるまるmockして、画面だけ作成する
- デザインツールを使って、ワイヤーを作ってみる
とか、具体的なものが欲しいけど、どうしよう...って時に選択肢にしてみたいと思います!!
あとがき
空中戦で始めると話ってどんどんずれていってしまうという課題感から今回手を動かして見ましたが、よかったです。
使われないものを作っても苦しいので、ちゃんと使えるものを作るために試行錯誤していきたいと思っています!
明日以降のアドベントカレンダーもお楽しみに〜!