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文系SEが考えるストレージとは

Last updated at Posted at 2020-05-13

サーバとネットワークについて以前書いた記事である程度イメージはできたでしょうか。

文系SEが考えるサーバとは
文系SEが考えるネットワークとは

ネットワークを通じてサーバやPC間でデータのやりとりができるようになりました。

ではやりとりで作成されたデータはどこに保管するのでしょうか。

今回はデータの格納場所である『ストレージ』について、自分用のメモを残します。

#お約束
以下の注意書きをよく読み、用法用量を守って正しくお使いくださいmm

  • 文系SEが新入社員やIT業界初心者向けに執筆した記事です。
  • 記載されている情報が必ずしも正しいとは限らないので、必ず自分でも調べ直してください。
  • 日本生まれ日本育ちですが、日本語が怪しい箇所が多々あります。見つけた場合は、優しくご指摘いただければ幸いです。

#ストレージってなに?

ストレージとはコンピュータを構成する主な装置の一つで、データの永続的な記憶を目的としています。
出典:https://www.idcf.jp/words/storage.html

コンピュータの装置の1つということは理解できた!←

データの記憶(保存)を目的とした装置だそうです。

##記憶装置とは

記憶装置とは、コンピュータの構成要素の一つで、データやプログラムの保存・記憶を行うための装置。レジスタやキャッシュメモリなどCPU内部の半導体メモリ、メインメモリ(主記憶装置/RAM)、ストレージ(外部記憶装置/補助記憶装置)などに分類される。
出典:http://e-words.jp/w/%E8%A8%98%E6%86%B6%E8%A3%85%E7%BD%AE.html

なるほど。

コンピュータの記憶装置には『半導体メモリ』、『メインメモリ:主記憶装置』、『ストレージ:外部記憶装置』があると。

難しい言葉はイメージで理解するといいとお婆ty(ry
スクリーンショット 2020-05-13 16.13.28.png
家を『コンピュータ』とした時、データを保持できる場所は上記のように複数あります。

しかし、永続的にデータを保管しておけるのは『ストレージ』のみらしいです。

記憶装置によって容量が異なるのはイメージ通りだと思います。

処理速度についても、倉庫でプラモデルを組み立てるよりは作業机で組み立てた方が作業しやすい作りになっているためです。

##ストレージの種類
『ストレージ』については上記でイメージできたところで一つ疑問が浮かびます。

『ストレージ』が物置ならいずれいっぱいになってしまうのでは?

その場合は、現実世界同様に物置の増築を行います。

ただ、『コンピュータ』を家と捉えると、家の中における物置の設置数は自ずと有限的になってしまいます。

そこで『コンピュータ』の『ストレージ』を増やす以外で物置を増設する方法を2種類紹介します。

###DAS:Direct Attached Storage
『DAS』とは読んで字の如く、『サーバ』に直接ストレージ機器を接続することです。

『サーバ』に直接ストレージ機器を接続するだけなので、増設方法としては一番簡単な方法です。

ただし、ストレージ機器にアクセスするには接続した『サーバ』からしかアクセスできません。
つまり、接続した『サーバ』でトラブルが起きるとストレージ機器は無事でも使用できなくなってしまいます。

そこで登場したのが次に紹介する『NAS』です。

###NAS:Network Attached Storage
『NAS』もまた読んで字の如く、『ネットワーク』にストレージ機器を接続することです。

『DAS』はサーバとストレージ機器を繋げていましたが、『NAS』は既存の『LAN』に繋げます。

ストレージ機器を『LAN』に繋げるだけなので、『DAS』同様簡単な方法です。

『DAS』と違い『サーバ』とは直接繋がっていないので、複数サーバからのアクセスにも対応できます。

ただし、今度は『LAN』に依存してしまうため、『LAN』に対する負荷が大きくなってしまうデメリットもあります。

上記を解決するために、『SAN:Storage Area Network』という方法が誕生しました。

これはストレージ専用の『ネットワーク』を作ることで『NAS』のデメリットを克服します。

ただし、『SAN』には専用の機器の導入が必要で、コスト的にも技術的にも非常に難易度が高い方法です。

#まとめ

  • 『ストレージ』とは、データを長期保管する『コンピュータ』の物置を指します。
  • 『コンピュータ』内に搭載できる『ストレージ』には限りがあります。
  • 『ストレージ』を『サーバ』に外付けする方法を『DAS』といいます。
  • 『ストレージ』を『LAN』に外付けする方法を『NAS』といいます。

#最後に
『サーバ』『ネットワーク』『ストレージ』と記事ができて、ようやく仮想化についての記事が書ける…..orz

本来の目標であるクラウドの記事が書けるのはいつになることやら苦笑

#参考
DAS、NAS、SANの比較

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