最近『オーバシュート』やら『クラスター』、『リモートワーク』に『アベノマスク』と横文字が氾濫しています。
IT業界も例に漏れず多くの横文字が氾濫していますが、果たして自分は各々の定義を明確に説明できるのか、という疑問を持ちました。
今回は、自分用のメモを残す意味でアウトプットします。
#お約束
以下の注意書きをよく読み、用法用量を守って正しくお使いくださいmm
- 文系SEが新入社員やIT業界初心者向けに執筆した記事です。
- 記載されている情報が必ずしも正しいとは限らないので、必ず自分でも調べ直してください。
- 日本生まれ日本育ちですが、日本語が怪しい箇所が多々あります。見つけた場合は、優しくご指摘いただければ幸いです。
#サーバってなに?
そもそも『サーバ』ってなにというお話が今回の主題です。
『サーバ』と聞いて、『コンピュータ』、『パソコン』などを想像する人もいれば、
『Webサーバ』、『APIサーバ』、最近だと『仮想サーバ』などを想像する人もいるかと思います。
では、まず辞書で『サーバ』の意味を引いてみましょう。
サーバとは、コンピュータネットワークにおいて、他のコンピュータに対し、自身の持っている機能やサービス、データなどを提供するコンピュータのこと。また、そのような機能を持ったソフトウェア。
出典:IT用語辞典 http://e-words.jp/w/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90.html
書いてあることが難しすぎて、意味がわかりませんでした….orz
こういう時は、イメージで理解するといいとお婆ちゃんが言っていた気がします!
##コンピュータとサーバの関係
上記のイメージの通り、スマホやニュースなどで見かけるスパコン(スーパーコンピュータ)の『京』などもコンピュータの一種です。
##サーバとは…
上記を踏まえることで以下のように定義することができます。
サーバはコンピュータ(の一種)であるが、(全ての)コンピュータはサーバではない
もっと突っ込むと、サーバは辞書の内容を引用するのであれば、他のコンピュータのためのコンピュータといったところでしょうか。
は?と思われる方もいるかと思います。
具体例で表すために、スマホでamazonのページを開いてみてください。
表示されたページは、スマホが提供しているわけではなく、amazonのサーバが提供している情報をスマホが表示しているだけです。
(スマホの中にはamazonのページはありません。スマホからamazonのサーバに依頼することでページの情報を送ってもらっています。)
『Webサーバ』、『APIサーバ』などは、そのサーバが何を提供するか明示的にわかりやすくするための名称というわけです。
#おまけ
以下、サーバと切っても切れない『ハード(ウェア)』と『ソフト(ウェア)』についても紹介します。
#ハードウエアとソフトウェアってなに?
『サーバ』のお話をするとよく耳にするのが、『ハード(ウェア)』と『ソフト(ウェア)』という言葉です。
ゲーム好きの方ならイメージしやすいかと思いますが、『スーファミ』や『64』、『Play Station』の本体が『ハード』です。
『マリオRPG』『大乱闘スマッシュブラザーズ』『バイオハザード』など各タイトルが『ソフト』です。
『ハード』は実行場所(環境)、『ソフト』は実行内容とでも言えばイメージしやすいでしょうか。
上記のイメージの通り、実体を持っているものかどうかで『ハード(ウェア)』と『ソフト(ウェア)』は定義できます。
また、コンピュータの種類毎に『ハード(ウェア)』や『ソフト(ウェア)』に必要な要素は異なります。
サーバは基本的に画面描写することがないのでディスプレイや外部入力装置のキーボードなどは不要です。
逆にパソコンなどには処理に必要なプログラム言語やDBなどは不要で、表計算などのソフトが欲しくなります。
『ソフト(ウェア)』は大きく『システムソフトウェア』と『アプリケーションソフトウェア』に分けることができます。
『システムソフトウェア』は『ハード(ウェア)』の管理や制御を担当するソフトウェアを指します。
代表的なものだと『OS』などが挙げられます。
『アプリケーションソフトウェア』はワープロや表計算を行なうといった目的に応じて
コンピューターのプログラムを応用(アプリケーション)したソフトウェアを指します。
代表的なものだと表計算やメディアプレイヤーなどが挙げられます。
##OSってなに?
OSとは、ソフトウェアの種類の一つで、機器の基本的な管理や制御のための機能や、多くのソフトウェアが共通して利用する基本的な機能などを実装した、システム全体を管理するソフトウェア。
出典:IT用語辞典 http://e-words.jp/w/OS.html
サーバの説明よりは分かりやすくて安心しましたw
OSはソフトウェアの中核を担うソフトウェアという認識で問題ないかと思います。
重要なのはコンピュータの種類毎に適したOSがあるということです。
#まとめ
- 『コンピュータ』とは『計算処理を実施する機械』のことを指します。
- 『コンピュータ』にはいくつか種類があり、代表的なものに『パソコン』や『サーバ』、『スマホ』などがあります。
- 『コンピュータ』は『ハードウェア』と『ソフトウェア』で構成されています。
- 『ハードウェア』は物理的に存在するもの、『ソフトウェア』は実体が存在しないものを指します。
- 『ソフトウェア』は『システムソフトウェア』と『アプリケーションソフトウェア』に分けることができます。
- 『OS』は『ソフトウェア』の一種で、『ソフトウェア』の中核を担います。
#最後に
『サーバ』の話じゃなくて『コンピュータ』の話になってないか、この記事……..