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Open Source Conference 2025 Osakaに参加しました。(初参加した人編)

Last updated at Posted at 2025-01-27

TL;DR

  • 2025/1/25に大阪で開催されたOpen Source Conference 2025 Osakaに参加してきました。
  • OSSコミュニティの先輩方に、活動内容などのアドバイスをしていただけました!
  • 今後、所属企業 or JPmoxs でも参加を目指したいです!

イベント概要

1月25日(土)に大阪で開催されたOpen Source Conference 2025 Osakaに参加しました。
前日のJANOGに続き、OSCも初参加です。

会場到着まで

前日に京都から大阪に移動し、ホテルで前泊しました。
前日の内容は以下。
https://qiita.com/oishi-d/items/c31e576b5d9c07befb00

10時開始なので時間にゆとりがあると思ったら、駅の反対側のホテルにしてしまったのでギリギリ遅れていました。

受付

受付で名前を伝えるとストラップをもらえます。
ストラップにはネームカードを手書きして入れるか、名刺を入れることが出来ます。
私は字の汚さに定評がある(情報処理試験の記述式の問題が採点されないレベル)なので、名刺を使いました。

展示ブース

企業ブースだけでなくコミュニティブースも多いので、全体的にゆるりとした雰囲気です。
※同人誌即売会的な感じです。

中の人が企業ブースとコミュニティブース兼任だったり、セミナーで講演中だったりで人手不足感はあり、不在だったり他の人と話していたりで話を聞いてみたくても出来ないパターンがあるので、時間的なゆとりを持った方がよさそうと感じました。

一通り回ったのですが、印象深いところの感想を書いていきます。

OSSコンソーシアム・オープンソースソフトウェア協会・各OSSコミュニティ

自分は JPmoxs というProxmox コミュニティの運営メンバーです。
※まだメンバーは一人だけです。

そんな中で他のOSSコミュニティはどうしているのか?というところを、先輩コミュニティに聞いて回っていました。
ありがたいことに多くのご助言をいただけました。
あまりにも多すぎてここには書ききれないので、私の中で揉んでいる最中です。

プリザンター Users Group

仕事の中で、法人番号検索をすることがとても多いです。

法人番号から企業の情報を取得するというのは一位に特定可能なのでよくある機能なのですが、その法人番号を組織名等から簡単に特定することが出来ず、現状かなり人力が必要です。

  • 類似名称(前株・後株・グループ会社)、同名企業多すぎて組織名から特定不可
  • 番号検索サイトで表示された住所と、問い合わせ時のメールアドレスからWeb検索して住所を照合
    • Webページがメンテナンスされてなくて住所が一致しない
    • 単純に住所の情報がわかりにくい場所に書いてある
    • メールアドレスのドメイン≠組織のドメインじゃないこともある

上記は例なんですが、それ以外にも色々なパターンがあります。
100%特定することが出来ないので、各種サービスやパッケージで実装されない機能だと思っています。
なので、自分で80%ぐらいの精度でいいから・あるいは最終的に人力で判断だけどその負荷を減らすためのツールを自作出来ないか?と思っていて、Pleasanter で何とか頑張れないかと思いました。

Pleasanter の名前は聞いたことがあったのですが、実績があるとは思っておらずスルーしてました。
セミナーで導入事例・実績が多数あることを知れたので、トライしてみようかと思いました。

京都橘大学 工学部情報工学科 杉浦研究室

令和にMIDIと遭遇するとは思いませんでした。
学生時代にゲーム作成をしていたのですが、当時は回線が細くてMP3のように大容量ファイルを添付して配布するとレビューで★1がつく時代だったのでMIDIが主流だったとか、そういう思い出話を学生さんに熱弁してしまいました。
※若干反省しております…

スタックチャンコミュニティ

まず見た目がキャッチーでいい!
また電子工作よりもアプリ寄りな感じもあり、とっつきやすさが高いと思いました。
会社の事務所入口に置いたら好評な気がします!

日本仮想化技術株式会社

おそらく、日本初のProxmox厚い本を発売予定の企業です。
※本家マニュアルがわかりにくいところもあるので、そのあたりを意識したとのことでした。

そして、私が執筆に参加したProxmox厚い本があります。
※ちょっと踏み込んで、内部的な仕組みなどに踏み込んだ内容となっています。
※私が担当したバックアップの章はPBS含めて1章なので尺足らず感がありますが…

そんなわけで、お互い「内容があまりかぶってなくてよかったね~~~」と旨をなでおろしました。
よく一緒に購入されている商品なので、一緒に購入しましょう!

image.png

セミナー

10時開場なのに10時からセミナーも開始しています。早い!

Wikidata編集のはじめの一歩

WikipediaのProxmox VEのページで更新されていない情報もあり、修正しようかなと思いつつ、修正の仕方やWikipediaのルールが色々あるんだよな…と思ってやってなかったりします。
また、Wikipediaの右ペインに表示されている情報は最新化されているのにも首をかしげていました。

WikidateとWikipediaの関連や、活用方法等を知ることがで出来ました。
何よりもWikiがOSなのか?みたいな疑問もあり、色々新しい知見を得ました。
※Wikidataはオープンデータ。

その後 Wikimedians of Japan User Group ブースでは、実際に所属企業が扱っているOSSだったり、所属企業のWikipediaを編集していいのか?みたいな話を聞くことが出来ました。
知らないルールがいっぱいあったので、編集する前に聞けて良かったと思います。

OSSデータベースを組み込んだプロダクトの事例 〜 なぜそれを選んだ?〔OSS推進団体3連発の先鋒として〕

各プロダクトにおけるOSSデータベースの選定理由を聞けて、かなり実学出来な内容でした。
技術的な理由だけでなく、ビジネス的な理由での採用しているケースもあり、興味深かったです。

【公開ミーティング/JitsiMeet】OSSの悩みが尽きないのはなぜ?

セミナーというよりは公開ミーティングという形式のため、オープンソースソフトウェア協会のミーティングを公開している形になります。
有識者の皆さんが悩み・仮説などを提示し、それに対して議論する感じです。
有識者でも悩みが尽きず、明確な答えも出ないわけなんですが、自分の知識不足とかではなく、悩んでてもいいんだな、とちょっと安心しました。

LT

会の〆としてLTがあります。
枠が直前まで埋まってなかったようで、当日出展している皆さんにお願いしているみたいでした。
枠があまりがちなのであれば、次回以降チャレンジしてみようと思います。

閉会

懇親会参加の皆さんはそちらに向かいましたが、懇親会まで参加するとギリギリ新幹線の終電で関東に帰れるのか?という感じだったので、参加できずに帰宅します。
次回は東京、その次は名古屋なので、参加出来るかな?と思っています。

次回に向けて

次回、東京の申込は終わっているのでLTだけでも個人で参加しようと思っています。
なお、ネタとしてはJPmoxs関連か、2024年度に学校でLinuxの講座を担当していたので、その話しようかなと思っています。

その次の名古屋では所属企業で参加かなと思います。
理由は資金援助で、JPmoxs名義で出てしまうと交通費等支給されないので…
そのうち、JPmoxsとしてコンテンツを作って所属企業+JPmoxsみたいな感じで、ある程度資金援助は受けつつコミュニティとしても参加!みたいなことが出来ればいいのかな?と思います。

ProxmoxはOSSという側面と、(長男であるPMGはいるんだけども)仮想化ソリューションという側面での認知が高いと思います。
そのため現状ではJPmoxsに参加いただいている皆さんは、仮想化方面や一般の誤家庭方面から参加いただいている方が多いと感じています。
一方、OSS方面から参加いただいている方は多くないのかな?という感じでいます。

なので、OSSとしての認知も高めつつ、ちょっと違う文化圏の交流の助けにもなればと思ったりします。
※期待値高すぎかもですが。

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