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Githubのリポジトリを移動する方法

Last updated at Posted at 2024-09-05

はじめに

GitHubでリポジトリを別の場所にコピーまたは移動したい場合、主な方法として「フォーク」と「手動コピー」があります。この記事では、それぞれの方法を具体的に説明し、どちらを選ぶべきかの判断基準も紹介します。

方法①:リポジトリをフォークする

フォークは、オリジナルのリポジトリをコピーしつつ、オリジナルのリポジトリとの接続を保つ方法です。このため、オリジナルのリポジトリに変更があった場合でも、フォークしたリポジトリにそれらの変更を取り込むことができます

1. リポジトリにアクセスする

リポジトリのメインページに移動します。
image.png

2. リポジトリをフォークする

リポジトリページの右上にある Fork ボタンをクリックします。
image.png

リポジトリをフォークするターゲットの組織またはアカウントを選択します。
image.png

3. オリジナルのと同期する

フォーク後、オリジナルのリポジトリに新しい変更があった場合、それらをフォークしたリポジトリに取り込みたいことがあります。その際には、以下の手順でアップストリームリモートを設定します:

git remote add upstream https://github.com/original-owner/repo.git
git fetch upstream
git merge upstream/main

この操作により、オリジナルのリポジトリの変更をフォークに反映させることができます。

方法②:リポジトリを手動でコピーする

オリジナルのリポジトリとは完全に独立したコピーを作成したい場合、リポジトリをクローンし、新しい場所にプッシュする「手動コピー」の方法があります。これにより、オリジナルリポジトリとのリンクが完全に切れた状態で、新しいリポジトリを作成できます。

1. リポジトリをクローンする

ターミナルを開き、リポジトリをローカルにクローンします:

git clone https://github.com/original-owner/repo.git
cd repo

2. リモートオリジンを削除する

オリジナルリポジトリとの接続を解除するために、リモートオリジンを削除します:

git remote remove origin

3. 新しいリポジトリを作成する

GitHubにアクセスし、新しい組織またはユーザーアカウントの下に新しいリポジトリを作成します

README や .gitignore を初期化しないでください。

4. 新しいリモートを追加する

新しいリポジトリをリモートオリジンとして追加します:

git remote add origin https://github.com/new-owner/new-repo.git

5. 新しい場所にプッシュします。

ローカルのコピーを新しいリポジトリにプッシュします:

git push -u origin main

どちらを使うのか

  1. フォーク :オリジナルリポジトリとの接続が維持されるため、オリジナルリポジトリの変更を簡単に取り込むことができます。しかし、完全に独立したリポジトリを必要とする場合には不向き
  2. 手動コピー :完全に独立したリポジトリを作成したい場合に適しています。ただし、オリジナルリポジトリの将来的な変更を取り込みたい場合は、手動で同期する必要がある

あなたが選ぶべき方法は、オリジナルリポジトリとのリンクを保つかどうかに依存します。フォークはリンクを保持したままのコピー、手動コピーは独立したリポジトリを作成する方法です。

まとめ

リポジトリを別の場所にコピーするには、フォークまたは手動コピーのいずれかの方法があります。用途に応じて、最適な方法を選択してください。

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