1Password Shell Pluginを長らく使っていて便利だなと感じているので紹介します!
1Password Shell Pluginとは
CLIツール(GitHub CLI, AWS CLIなど)の実行時に、1Passwordに保存したCLIツールの認証情報を使い、指紋認証をするだけでCLIを認証できる機能です。
対応しているCLIツールには、AWS、Terraform、wranglerやGitHubなど多くあります。
1Passwordで認証情報を管理しておけば良いので、ローカルに認証情報を保存しておく必要がなくなります。また、異なる開発環境でも認証情報を使いたいときに便利です。
1Password Shell Pluginを使ってみる
例としてGitHub CLIを使います。
セットアップ方法はドキュメントにあります。
注意としては、ドキュメントのRequirementsにある事前準備が必要です。
事前準備が完了したら、次のコマンドを実行しセットアップを進めます。
$ op plugin init gh
GitHubのアクセストークンを求められるので、GitHubのPersonal Access Tokenを作成し、入力し進めます。
完了したら、最後に自分のシェルで~/.config/op/plugins.shを読み込むようにすれば完了です。
あとは普段どおりにGitHub CLIを使うと、指紋認証が求められるので認証するとCLIが実行できます。
$ gh pr view 1
Bump @qiita/qiita-cli from 0.2.0 to 0.3.0 ohakutsu/qiita-articles#1
略...
最後に
個人的には次の点で便利だなと感じて使っています。
- ローカルに認証情報を保存しておく必要がなくなる
- 1Passwordに集約されるので、認証情報が管理しやすくなる
- 異なる開発環境でも認証情報を使いたいときに便利
便利なのでぜひ試してみてください!