はじめに
AppStoreで広告を表示できるサービスを見つけたので登録してみました。
登録手順の記事が少ないので残しました。
目次
やりたいこと
自分の作ったアプリを検索結果の上位に表示したい
事前調査
・個人利用できるの?
Apple Search Ads(以下ASA)は個人でも利用可能です。
・BasicとAdvancedの違いは?
ASAには2種類のアカウントタイプがあります。簡単にまとめると以下のような感じです。
Basic = 決まったフォーマットで簡単に広告設定が可能
Advanced = キーワード・ターゲティングなど細かい広告設定が可能
アカウント登録
ASAのページで開始するを押すと個人情報の入力を求められます。
登録にはApple IDが必要です。
App Store Connectに紐づくIDとリンクしてくれるみたいです。
![]() |
| Apple IDに紐づくAdsアカウントのような立ち位置になる |
入力が終わると登録したメールアドレスに完了通知がきます
広告(以下キャンペーン)を作成するには、支払い情報を登録する必要があります。
![]() |
| あ |
住所と電話番号の入力を求められるので、対応しましょう。
税金IDなるものは任意なので未入力で大丈夫です。後から入力することもできます。
税金IDについて、念の為ChatGPTにも確認。
ASAでは、個人の場合は税務情報(Tax ID)は任意になっています。
• 個人で少額広告を出す場合、Tax IDを入力しなくても広告配信は可能です。
• ただし、米国で課税対象となる広告収益がある場合や、Appleからの請求書に税控除が関わる場合に備えて入力を求められることがあります。
• 日本国内で少額広告を出す個人利用なら、基本的に未入力でも問題ありません。
次にクレジットカードの情報も求められるので入力しましょう。
ここまでの内容は全て アカウント設定 のタブから選択可能です。
![]() |
| ホーム画面右上のアカウント名タップでこの画面に遷移できます |
特に選択した記憶がないのですが、気がついたらAdvancedで設定をしていました。
アカウント自体は共通なので問題ないですが、意図しない設定には注意。
キャンペーン登録
早速作っていきましょう。
Advanced
広告を作成したいアプリを検索します。
(IDに紐づくアプリを優遇して出してくれるのか、すぐに表示されて気分が良い)
![]() |
広告は以下の4種類です。
参考までに特徴と活用例を載せておきます。
| タイプ | 表示場所 | 特徴 | 活用例 |
|---|---|---|---|
| Todayタブ | Todayタブ最上部 | 圧倒的な露出、全ユーザーに見られる可能性あり。ブランド認知やリリース初期に有効 | 新規アプリのローンチ、セールや大型アップデートの告知 |
| 検索タブ | 検索タブの「おすすめアプリ」枠 | 検索前の潜在層にリーチ可能。カテゴリ認知拡大に強い | カテゴリ全体での認知拡大、競合より先に発見してもらう |
| 検索結果 | 検索結果の最上部 | 意欲的ユーザーに直接訴求。コンバージョン率が高い | 競合名やカテゴリ関連キーワードでの獲得、ニッチワードでの効率的獲得 |
| プロダクトページ | 他アプリのプロダクトページ下部「おすすめ」枠 | 競合や類似アプリ閲覧ユーザーに直接リーチ可能 | 競合アプリを見ているユーザーに比較対象として訴求 |
今回は検索結果の上位に表示することが目的なので、検索結果を選択します。
どのキャンペーンを選択しても表示する国を選択させてくるので、今回は日本を選択します。
次にキャンペーン名と1日の予算を設定します。
![]() |
キャンペーン名は自分が識別できればなんでも良さそうです。
開始日と終了日は任意ですが、今回はお試しで1週間に設定しました。
次に広告グループ名とCPT入札額を設定します。
![]() |
CPA上限、開始日と終了日は任意なので何も入力しませんでした。
・CPT(Cost Per Tap)
1タップ(広告クリック)にかかるコスト
ASA特有の指標で、GoogleのCPC(Cost Per Click)に近い。
入札時に「1タップに最大いくら払うか」を設定する。
・CPA(Cost Per Acquisition / Action)
1インストールあたりにかかったコスト
広告をタップした人のうち、アプリを実際にDLした割合によって変わる。
CPTと1日の予算の関係
どう設定したら良いかわからず、ChatGPTとシミュレーションした記録。
参考までに。
条件
1日の予算:1,000円
CPT:50円
シミュレーション
タップが0回 → 支払い0円
タップが10回 → 10 × 50円 = 最大500円消費(入札価格次第で少し安くなる場合も)
タップが20回 → 20 × 50円 = 1,000円消費 → 予算上限に到達で広告停止
次にキーワードを設定します。
![]() |
人気の高いワードほどCPTを高く設定しないと入札できないといった感じです。
ワードごとにCPT設定できるので、
人気キーワードは高めに、ニッチなワードは低めにという調整も可能です。
他にもターゲット設定や広告のカスタムもできるようですが、
今回は特に設定せずに作成してみます。
![]() |
これでキャンペーン作成が完了しました。
Basic
Basicだと必要最低限の設定だけになってました。
![]() |
| 月の予算とCPTを入力 |
![]() |
| 宣伝開始! |
おわりに
まだキャンペーン作成したばかりで進展がないので、
何か動きがあれば追記or新しく記事を作成します。
本記事を書くきっかけになった個人開発アプリ
迷った時やイベントで使える抽選アプリとして開発しました。
もしお時間あれば、感想やご意見をいただけると今後の励みになります!
引き続き皆様の記事を参考にさせていただきながら、
誰かのためになるような記事をアウトプットできるように精進していきます。
参考記事









