たとえば貴方がWord365で文章を書いているとします。
画像の「Test」という文字はフォントサイズ16で赤文字、配置は中央揃えとなっています。こうした設定を赤い〇で囲まれているスタイル蘭にマウスオーバーし、任意のキー(たとえばa)を押すだけで呼び出せるとしたら、楽だと思いませんか?
少しでも興味があれば続きの説明を読んでみてください。
新しいGUI「ゴーストインターフェース」の要件は以下になります。
1.透明にできる。
2.クリックやドラッグを透過するように設定できる。
3.マウスオーバーを受けたときに、キー入力やホイールスクロールの結果を独占できる。Word365の例だとマウスオーバーしながらであれば、キー入力をしても画像の「Test」の続きに文章が入力されない。
4.マウスリーブした時に、インプットカーソルを元の位置に戻すこともできる。画像の例で言えばマウスリーブ後、即座にキー入力の結果を「Test」の後から入力できる。
5.マウスオーバーを受けた座標によって、処理を変えることができる。例えば左半分の時に「a」キーを押されたら保存、右半分の時なら実行、など。素直にシフトを押しながらキー入力なら保存、としてもいいかもしれません。
ものすごくざっくり言うとGUIへの「マウスオーバー+キー入力」がショートカットキー代わりに使えるということです。
ですからキー入力に対応するショートカットの数は、その気になればGUIの数だけ増やせることになります。リボンメニューの「レイアウト」にマウスオーバーしてaキーを押すと、行間やインテンド数が事前の設定どおりに変わる、などの設定もできると思います。
日本ではOfficeのWordは評判が悪く、なんとか日々の作業を楽にできないかと考えてゴーストインターフェースの活用を考えてみました。ただ拡張機能にできることには限界があるので、こうした場を借りてアピールすることで、マイクロソフトにゴーストインターフェースを採用してもらえないかなぁと考えています。
Wordに限らず活用できる例を探しているので、何かあれば要望してください。
荻原開発でした。
