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Nature Remo の Remote API を実行してセンサー情報をとってみた

Last updated at Posted at 2018-10-11

Nature Remo の Remote API を実行しセンサー情報をとってみた

Nature Remo の利用状況

2018年3月に Nature Remo を購入し、Google Home mini, Amazon echo dot を接続して使っています。10年近く前の家電なのに、音声でON/OFFできるようになっただけで、急に新しくなった感があります。

使い始めた頃は、「アレクサ! 電気を付けて」「OK Google!テレビをつけて 」と、面白がって使っていましたが、慣れてくるとつまらなくなり、APIを使ってデータを取ってみようと考えるようになりました。
(温度、湿度、照度などが、アプリで見られることを知らなかったというのも、動機の1つです)

参考: アプリでは、このように温度、湿度、照度を確認できます。
IMG.png

ちなみに、Nature Remo を使い始めた頃は「アレクサ」の方が、「OK Google」よりも呼びやすいため、Amazon echo dot の方が出番が多かったのですが、Amazon echo dotをテレビの近くに置いているためか、音声を拾わないことが多いので、「OK Google」と使うことが増えています。

Nature Remo の Remote API の実行方法

Remote API については、既に有用な記事があるので、これらの記事を参考に実行してみることにします。

リンク
NatureRemoのAPIを活用する準備
Nature Remo で温度超過時にアラート通知をする

実行イメージ

見やすくするために改行を加えています。また一部の値などを修正しています。

C:\Users\user01\Desktop\>curl.exe -X GET "https://api.nature.global/1/devices" -H "accept: application/json" -k --header "Authorization: Bearer HOgeHo3eH0gEHog3h0g3" 
  [{"name":"Remo のなまえ "id":"h0ge-h0ge-hoge-1234-e123456789", 
    "created_at":"2018-05-09T08:32:35Z",
    "updated_at":"2018-07-24T10:57:26Z", 
    "firmware_version":"Remo/1.0.62-gabbf5bd", 
    "temperature_offset":0, 
    "humidity_offset":0, 
    "users":[{"id":"h0g3fc69-4413-4aff-8b1e-44e93135dd02", 
              "nickname":"ニックネーム ",
              "superuser":true"}], 
    "newest_events":{"hu":{"val":60,
                           "created_at":"2018-07-24T13:39:15Z"}, 
                     "il":{"val":238.6, 
                           "created_at":"2018-07-24T09:32:39Z"},
                     "te":{"val":26,
                           "created_at":"2018-07-24T13:45:01Z"}
                    }
   }]
C:\Users\user01\Desktop\>

このような感じで、APIを実行すると、情報を取得します。
APIを実行して取得できるのは以下の値。
 温度 0.1 ℃ 刻み
 湿度 1% 刻み (2019年9月 変更)
 照度 1~255? 0.1 刻み?

##温度(te)
0.1℃単位。
校正値 -5℃, -4℃, -3℃, -2℃, -1℃, 0℃, +1℃, +2℃, +3℃, 4℃, +5℃

##湿度(hu)
1%単位
校正値は -20%, -15%, -10%, -5%, 0%, +5%, +10%, +15%, +20%

2019年9月に 10%単位から 1%単位に、
構成値も 10% 刻みから 5%刻みに変わったようです。
(うちでは 2019年9月5日から変わっていました)

##照度(li)
数値は 1~255 で、
Nature Remo のルールで指定できる内容から、以下のようなもの。
 暗い 1~50
 薄暗い  51~127
 薄明るい 128~205
 明るい  206~255

夜の部屋で、照度がどのぐらいの数値を取るのか確認してみました。
電気無し: 1桁。
隣の部屋の電気がついている状態: 80ぐらい
部屋の電気を付けた状態: 240ぐらい

校正値は無し

##人感センサー、騒音レベル
APIではとれないと思っていたら、細かく調べた方がいらっしゃいました。
人感センサーは、動く熱源の有無をチェックしているようです。

リンク
Nature Remoの人感センサーは、「動く熱源」を感知してる?【まとめ】

APIを使ってみた感想(APIのメリット)

・温度、湿度、照度を見られる
アプリで見られるのでAPIを使わなくても十分。
当初はアプリを知らなかったため便利だと思っていた。

・温度、湿度、照度を使って家電を操作できる
「暗くなったら電気をつける」といったことは、「ルール」を使えば簡単に設定できる。APIを使わなくてできる。
もっと複雑なルールでもIFTTT連携でできそう。

APIだからできることを考えてみたところ、API取得したデータに、時刻情報も含まれるので、継続的に取得してグラフ化というような使い方もできるはずなので、今後そういうことを試してみたいと思っています。

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