プロジェクトチームの9割がフリーランス!最先端プロダクトを手がける精鋭プロフェッショナル集団「GNUS」

あらゆる業界においてIT活用が急速に進む一方、それを支えるIT人材の不足が社会的な課題となっています。なかでも企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献できるような、最先端のテクノロジーを駆使して開発を行えるエンジニアは、引く手数多と言っても過言ではありません。
そして、そのような開発実績が豊富で優秀なエンジニアがフリーランスとなり、多くの企業のIT活用を推進するケースも増えつつあります。しかし、今日の日本ではフリーランスが快適に働ける環境の整備が追いついていません。

この課題に対し、高い技術力をもつフリーランスエンジニアの労働環境を整備し、数々の大規模プロダクト開発を依頼されているのが株式会社GNUS(以下、GNUS)です。

GNUSと契約しているフリーランスエンジニアは、どのような環境で働いているのでしょうか。今回はGNUSのNetwork Team,Project Teaming Specialist 船橋 義広氏、GNUSから紹介されたプロジェクトに参画しているフリーランスエンジニアの宮成 淳貴氏、小島 一也氏にお話を伺いました。

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プロフィール

船橋 義広(ふなはし よしひろ)
株式会社GNUS
Network Team,Project Teaming,Specialist
大学卒業後、BtoB企業向けのイベントや展示会をサポートする代理店で、多くのIT企業を担当。企画から営業。制作・運営までを一気通貫で実施。そのデジタルマーケティング支援企業でインサイドセールスを経験した後、GNUSのネットワークチームに参画。

 

宮成 淳貴(みやなり じゅんき)
フリーランスのモバイル(Flutter, iOS) / Webエンジニア。インフラからフロントエンドまで経験があり、様々なtoC向けサービスの最前線を経験。
設計から実装、グロースを見据えたデータ分析環境の構築から運用までフルサイクルに対応している。

 

小島 一也(こじま かずや)
2005年にインフラエンジニアの職に就き、企業のサーバー、ネットワークの構築、運用、保守を担当。 アプリケーション開発に興味を持ったことをきっかけにプログラマーにキャリアチェンジし、現在ではフリーランスとして様々なWebアプリケーションの開発に携わっている。 技術書の執筆、技術系のオンラインコースの制作も行っている。

プロダクト開発のプロフェッショナルが集う「GNUS Network」

──まずは、GNUSの提供するサービス内容を教えてください。

船橋:GNUSでは2019年の設立以来、大手企業を中心に新規事業開発のご支援やプロダクトの企画・開発・運用・改善まで、サポートしています。こうしたGNUSの事業を支えるのが人材ネットワーク「GNUS Network」であり、厳正な審査をクリアしたエンジニアを中心としたハイレベルなフリーランスの方々です。

創業から3年間で完了しているプロジェクトの数は118に及びます。そのうち、97%を上場企業のクライアントが占めており、MAUが数百万単位を超えるような世の中にインパクトを与えるプロダクト開発を中心に手掛けています。

また、GNUSはプロダクト開発・運用の専門家であると同時に、ビジネスの専門家でもあります。プロダクトの企画や開発・実装以外にも、大企業の新規事業立ち上げなど、ビジネスの改革につながる様々なプロジェクトを成功に導いてきました。

──フリーランスの方にそれぞれのプロジェクトに入ってもらうと思うのですが、チーム体制はどのようになっているのでしょうか。

船橋:GNUSのプロダクト開発はチーム体制に大きな特徴があります。GNUSではプロジェクト毎にGNUSとGNUS Networkメンバーとでチームを作り、案件を進行していきます。GNUSからはPMが必ず1人は参画し、顧客折衝やクオリティ担保、メンバーが働きやすい環境作りを行います。そして、他のメンバーはGNUS Networkから参画いただくので、チームメンバーの大多数がフリーランスといった新しいチーム体制で開発を進行します。

同時にGNUSでは単純な人材派遣のような事は行っておらず、必ずGNUSがフロントに立ち、チームとしてプロジェクトに参画していくという体制をとっています。

こういった新しいチーム組成をしているからこそ、チーム作りにもこだわりを持っており、スキルだけではなくパーソナルな部分も含めてスクリーニングをかけることで、高いレベルでのチーム作りを実現しています。

──話が戻るのですが、クライアントの97%が上場企業は凄いですね!大手企業が手掛けるプロジェクトにフリーランスが関わることは難しいことではないでしょうか。

船橋:一般的には難しいかもしれません。もし参画できたとしても、相当数の会社が絡んだ上でその末端として入るという形が多いように思います。

しかしながらGNUSでは、大手企業とのプロジェクト企画やプロジェクト立ち上げ時点からご支援していることが多く、プライムベンダーとして参画をすることがほとんどです。
そのプロジェクトチームに、実績豊富かつ優秀なGNUS Networkのメンバーにも参加していただいていますので、プロダクト作りをしている手触り感を持ちながら開発を進めることが可能です。

「興味」に合わせて働き方を変えてきたGNUS Networkメンバー

──実際にGNUS Networkで活躍する2人のフリーランスエンジニアの方々のお話を伺っていきます。まずは、それぞれのプロフィールを簡単にご紹介いただけますか。

宮成:私はモバイル/Webエンジニアをしており、近年はFlutterというフレームワークを使った案件に複数関わっています。フリーランスに転身する前はインフラからフロントエンドの開発も手掛け、さまざまなtoC向けのサービスの提供に関わってきました。設計から実装、さらにはグロースを見据えたデータ分析環境の構築も対応してきました。
また、休日に個人で時間管理アプリの開発を行うこともあります。

小島:私はもともと運用畑の人間でした。インターネットの仕組みに興味を持ったことをきっかけに2005年にインフラエンジニアとなり、これまでは企業のサーバーやネットワークの構築、運用、保守を担当した経験があります。その後はアプリケーション開発に惹かれてプログラマーへとキャリアチェンジして、現在ではフリーランスエンジニアとしてさまざまなWeb/モバイルアプリケーションの開発に携わっています。最近では技術書の執筆や技術系のオンラインコースの制作も行っています。バリバリと働く一方で、休日は子供たちと遊んだり、外へ出かけたりすることでリフレッシュしていますね。

──良い仕事のためにもリフレッシュは大切ですよね。お二方ともフリーランスへと転身したきっかけは何だったのでしょうか。

宮成:前職は、スマートフォン向けのゲームプラットフォームを提供する企業でした。ゲーム業界のなかではエンジニアとして非常に働きやすく恵まれた環境をいただいていたので、やりがいを感じられる機会も多かったように思います。ですが、業務をこなすうちに、エンタメ関連から離れ、もっとユーザーが日常的に使っているようなサービスを手掛けたいと考えるようになったことから、2017年よりフリーランスエンジニアに転身しました。

小島:最後に在籍していた会社では、自社製のWebサービスを数多く提供していたのですが、インフラの運用に携わるなかで自分も「動くアプリ」を開発したいという思いが強まり、10年ほど前にフリーランスとなりました。

──インフラ周りの経験があることは、フリーランスエンジニアとして強みになっているのではないですか?

小島:確かにそれは実感しますね。ベンチャー企業の案件では特に、インフラ構築も含めてフルサイクルに仕事を依頼されるケースが多いです。障害対応の経験を生かしてリリース後のサポートも行える点は、クライアントからも高い評価をいただいていると思っています。

──お二方ともに、新たなことにチャレンジしたいという前向きな理由でフリーランスエンジニアに転身されたのですね。では、フリーランスエンジニアとしてGNUSに参画した経緯についてもお聞かせください。

宮成:LinkedInに経歴を載せていたところ、GNUSから声をかけていただいたことがきっかけです。当時は、他にも数社からスカウトされていたのですが、少しお話をしてみたときに「GNUSならば自分のやりたかった仕事ができる」と感じました。GNUSとの協業に迷いはなかったですね。

小島:私はフリーランスエンジニア向けの求人サイトでGNUSを見かけて登録していました。基本的にプロジェクトへの募集はSlack上で行われるのですが、興味のある案件が掲載されていたので応募したところ、通過することができました。その後は2022年3月よりプロジェクトメンバーとして働いています。

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数百万人のユーザーを擁するアプリのリニューアルに関わる「妥協しない」エンジニア集団

──これまでの経緯を経てGNUSと提携してからは、どのようなプロジェクトに参画しているのでしょうか。

小島:私は現在、スポーツジム経営などを手掛けるクライアントの案件を担当しており、ユーザーが運動する際に使うアプリのリニューアルに関わっています。

宮成:私は大規模なラジオアプリの全面リニューアルに携わるプロジェクトに参画しています。

──どちらも非常に有名なクライアントだとお聞きしています。GNUSに参加していて良かったと思うポイントを教えてください。

宮成:特に2つのメリットがあると感じています。まず1つは、Flutterの技術を深められること。私はFlutterに出会ってその開発者体験に感動し、もっとFlutterのスキルを高めたいと思っていたのですが、まさにGNUSであれば、それを実現できるプロジェクトに関わることができます。それもMAUが数百万人にものぼる大きな案件に関わることができるのは、モチベーションの維持につながっていますね。

そしてもう1つは、GNUSに参加しているフリーランスエンジニアやプロジェクトの運用体制が非常に魅力的だという点です。GNUS Networkに所属しているフリーランスエンジニアは誰もが高い技術力を有しているため、スムーズに業務が進み、学びも多くあります。また、プロジェクトマネージャーが効率的にプロジェクトを進行できるようにマネジメントしてくれるので、非常に仕事がしやすいですね。

──プロジェクトマネジメントの体制が確立されていると、エンジニアは開発業務に集中できそうですね。

宮成:そうですね。アジャイルなアプローチでスクラム開発を進めるなかで、仕様面の調整などを行ってくれるプロダクトマネージャーが存在していることも魅力ですね。何よりも興味深いのが、エンジニアや各マネージャー、デザイナーなどの役割分担がはっきりと分かれていながらも、自身の領域以外にも積極的に関与する姿勢の人が集まっていることです。

こうした姿勢はチーム一丸となってプロジェクトに関わる意識の形成につながっているなと感じています。

小島:あとは自由度の高さも魅力ですね。宮成さんが言ったようにチームごとにプロジェクトマネージャーが配置されているので、考えをすり合わせながら開発を進めていくわけですが、対応するタイミングや対応方法の細かい指定はほとんどありません。もちろん、我々フリーランスエンジニアはやるべきことを自律的に考えて取り組む姿勢や、問題発生時などにきちんと説明・対応できるように備える責任感を求められますが、私はこうした裁量の大きな環境で働けることをやりがいにつながると思っています。

もう1つ挙げるとすれば、プロジェクトに関わるうちに自然と仲間が増えていき、人脈を形成できることもGNUSならではのメリットではないでしょうか。

──GNUSには非常にハイレベルなエンジニアが集っているのですね。

宮成:おっしゃる通りです。新しい技術に挑戦するチャレンジ精神があり、また感度の高い人が集まっているので、開発終盤に差し掛かっていても決して妥協することはありません。Slackなどで議論を活発に交わしながら、最後までユーザーにとっての使いやすさを追求し続けています。

──そんなGNUSに参加した前後でエンジニアとしての心境の変化などはありましたか。

宮成:GNUSに加わる以前に関わっていた案件ですと、同じチームにスキルは高くても自分の領域のことにしか関与しない人もいました。しかしGNUS Networkには、このようなメンバーはいません。「チームとして働く」意識を持つプロジェクトメンバーがそろうと、これほど仕事を進めやすいのかと驚きましたね。GNUSの案件を通して、自身の技術を伸ばしていくことと同じぐらい、一緒に働くメンバーが大切だということがよく分かりましたね。

小島:自分のキャリア形成について、よりしっかりと考えるようになりました。フリーランスという働き方には、「出世」「昇給」といった概念が存在しません。自分自身で「何をしたいか、将来的にはどうなっていたいか」を考える必要があります。私としても、「リードエンジニアのような存在になるのをめざそう」とか、「英語もちゃんと勉強しよう」などと考えることがあります。

GNUSにはチームメンバーに海外から来たエンジニアがいたり、英語でやりとりするプロジェクトもあったりするので、目標達成に必要な実践や経験を積みやすい環境が至るところにあります。マネジメント的なポジションを志すこともできます。積極的に動けば任せてもらえる環境がGNUSにはあります。GNUSに所属してからは、目標を持って意欲的に行動することの重要性を学びましたね。

市場がフリーランスへ抱くイメージを変えていきたい

──フリーランスエンジニアにとって、GNUSはとても魅力的な環境なのですね。運営側の船橋さんは、どのようなフリーランスエンジニアがGNUSと相性が良いと思われますか。

船橋:GNUSはプロダクト開発のプロフェッショナル集団として、上流から下流まで多岐にわたる業務範囲を担当します。スキルに関しては、当然ながら高い水準が求められます。また、フルリモート/フルフレックスという環境で、フリーランスエンジニアがギルドのように働きますので、主体性や協調性も必須ですね。

さらに、GNUSはFlutterやGoなどの新しい言語やフレームワークを積極的に採用しているので、モダンな技術を用いてプロダクトを開発したいという、向上心や成長意欲のある方にも適した環境だと考えています。

「レベルの高い環境で働きたい」「面白いプロダクトが作りたい」「エンジニアとしての市場価値を上げたい」という考えを持つフリーランスエンジニアの方と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。

──GNUSの今後の目標についてもお聞かせください。

船橋:より多くのフリーランスエンジニアの方々と協力して事業規模の拡大を図ることはもちろんですが、精鋭集団として市場の認知を広めることにも注力していきます。フリーランスエンジニアの方々からは「GNUSに入れば、優秀なメンバーと面白いプロダクト開発ができる」、クライアントからは「GNUSであれば安心してプロジェクトの進行を任せられる」といったイメージを持ってもらえるように力を尽くしていく方針です。

──フリーランスエンジニアに活躍の場を提供し続けることで、世の中のフリーランスへの見方が大きく変わりそうですね。

船橋:世間の捉え方を変えていくことも、我々の掲げるミッションの1つです。日本におけるフリーランスのプレゼンスはまだまだ高くありません。多くのフリーランスエンジニアは、単価が安くなりがちという壁に直面していると思います。GNUSでは、活躍いただけているフリーランスの方には市場単価を上回る単価のプロジェクトを紹介しており、年収2,000万以上のハイパフォーマーも数多く在籍しています。単価の話はあくまで例ですが、活躍しているフリーランスエンジニアを増やす取り組みを積み重ねていくことで、世の中のフリーランスに対して抱く印象は変えられると確信しています。

──ありがとうございます。最後にQiita Zine読者へのメッセージをお願いします。まずは宮成さん、小島さんお願いします。

宮成:Qiitaに関連したところですと、最近よく情報発信の大切さを感じます。私もGNUSにお声かけいただいたキッカケがLinkedInでしたし、フリーランスエンジニアをめざす方は情報発信を通じて自分の存在感をアピールすると良いと思います。

船橋:GNUSもGitHub等でのアウトプットを見て声をかけていますね。

小島:フリーランスはセルフブランディングをしていかないと、エージェントから紹介された案件しかできなくなってしまいます。
良い案件や自分のやりたい案件をできるようにするために、アウトプットは大事だなと私も思います。

──宮成さんや小島さんのように、第一線で活躍するフリーランスエンジニアをめざす読者に向けて船橋さんメッセージをお願いします。

船橋:まずお伝えしたいのが、フリーランスであっても正社員であってもエンジニアとして活躍している方がいて、働き方そのものに優劣はありません。今はどこかの会社に正社員として所属しながら、副業でフリーランスエンジニアとして活躍している方も増えてきました。フリーランスへの転身に興味がある方は、まず副業から活動してみるのが良いのではないでしょうか。

フリーランスエンジニア一本で働いている方のお話を聞くと、副業として関わった案件や経験が、フリーランスへ転身するきっかけになったというケースを多く耳にしますから。GNUSに所属されている一部のメンバーには副業の方もいます。「挑戦したい」という気持ちを持っている方の副業でのご応募も大歓迎です。

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編集後記

フリーランスという働き方が注目されている昨今ですが、まだまだ社会に浸透しているとは言い難いのが実情です。フリーランスエンジニアにとって働きやすい環境を整え、モダンな開発手法を積極的に取り入れているGNUSは珍しい企業ではないでしょうか。優秀なメンバーと一緒に働きたい方、スキルアップし続けたいという意欲がある方は、GNUSとの協業を通して「自分らしい働き方」を見つけられるかもしれません。

取材/文/撮影:ノーバジェット

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