UCのプロフェッショナルが解説! ビデオ会議/Web会議システムの選び方

提供:株式会社プリンストン

新型コロナウイルス感染症への対応を背景に、ビデオ会議/Web会議システムに代表されるUC(Unified Communication)の企業導入は大きく加速した。これを商機とし、UC関連各社が、自社サービスの機能や機器を拡充させている。しかし、今述べた動向は、ユーザー企業に新たな悩みを生み出している。市場にあるサービスや機器が多様かつ目まぐるしく変わるために、十分な知識なしには「最適な選択」を採ることが困難になったのだ。

クラウドと自社導入型のどちらが自社にとって適切か。UCを利用する端末はパソコンやスマホをメインにするのか。専用端末は不要か。既に導入済みの専用端末はどうするか……、自社が置かれている環境から最適解を導く上では、留意する事項が膨大にある。本稿では多様な選択肢から「最適なUC」を選択するためのポイントを解説したい。

企業のUC導入における4つのパターン

プリンストンは、UCソリューションの導入経験が豊富なマルチベンダーとして、さまざまなブランドの長所短所を熟知。このノウハウを武器に、これまで多くの企業の課題に対し、最適解を提案してきた。

ブランドの長所短所と言っても、ある企業にとっての長所が、ほかの企業にとっての短所となる場合もある。また、企業(担当者)の要望が、必ずしも最適解とは限らない。プリンストンは豊富な実績を踏まえ、企業のUC導入における代表的なパターンを、以下の4つに分類している。

それぞれのパターンで推奨される製品が決まっているかというと、そうではない。同じパターンの中でも、初期コストを重視するのか、専用端末との連携も見据えるのか、求める要件によって選択すべき最適解は異なる。[A]のパターンだけをみても、「初期の導入コストを重視」「専用端末との接続を想定」「150名を超える大規模な会議接続が必要」など様々だ。

では、どういったケースにどんなサービスを選べばよいのか。ここでは一例として、[A]のパターンで「初期の導入コストを重視」する場合にプリンストンが推奨するサービスを紹介しよう。

[A]_初期の導入コストを重視 ⇒ 推奨サービス:Zoom Meetings

テレワーク対応が急務となっている今日、「とにかく早く導入したい」「初期導入コストを抑えたい」「速やかに浸透させたい」という企業は数多くいるだろう。Zoomは知名度が高く、プライベートで使用しているという人も多い。パソコン、スマホ、タブレットさえあれば招待URLをクリックするだけで気軽に参加できるため、”すぐに導入を” “速やかに浸透を” という場合には最有力の候補となる。導入費用も比較的安価なため、初期導入にはぴったりといえる。

Zoom Meetings のポイント
・パソコンやモバイル端末だけで接続可能
・1ライセンスあたりの導入費用が安価
・会議参加や資料共有などの操作がシンプル


UC導入にあたっては、製品やサービスの更新、時流の変化など、刻一刻と変わる状況を見定めて選定を進める必要がある。自社だけで判断するのではなく、プリンストンのようなUCのプロフェッショナルに相談することをお勧めする。

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