メーラーに、Thunderbirdを利用しているのですが、
Windows10に変えてから、色々と不具合が発生し頻繁に強制終了するようになってしまいました。
なんとか解決したので、情報を共有したいと思います。
◆ 発生環境
Windows10
2019.11.14現在
最新の68.2.2 をインストール済み
追記 2019.11.29
Windows7 から Windows10 にOSをアップグレードしたときにも発生します。
◆ 症状
・ 常時
メールを受信するとフィルタが適用されずにエラーダイアログが出る
メールを新規に作成していると、
ATOKのライセンスエラーというダイアログが出る
途中から文字が表示されなくなる
強制終了する
・しばらく時間が経過すると
メールを閲覧していると、文字がところどころ空白になる
メール一覧で右クリックが効かなくなる
メールのプレビュー画面の表示が乱れる
メール一覧や検索結果の一覧でスクロールすると画面バッファがクリアされずに表示が重なっていく
メール内のリンクをクリックしても何も起きなくなる
メールの添付ファイルを開けなくなる
・なにか操作をしたり、何もせずに更に時間が経過すると
メモリ不足で強制終了する
◆ 原因と対策（結論）
32bit版が原因ということがわかりました。
Thunderbirdの 64bit版を上書きインストールで解決しました。
Thunderbirdの公式にアクセスして
https://www.thunderbird.net/ja/
『無料ダウンロード』 を押すと、自動的にダウンロードになりますが
32bit版がダウンロードされるようです。
ボタンの直下にある
[システムと言語] というテキストリンクに遷移すると
https://www.thunderbird.net/en-US/thunderbird/all/
64bit版をダウンロードすることができます。
◆ 試行錯誤したこと
・メール件数が多かったのでバックアップを取って、すべて削除
・ツール＞オプション＞詳細
『グローバル検索と索引データベースを有効にする』のチェックを外す
『新しいアカウントのメッセージ格納形式』をフォルダー単位(mbox 形式)にする
『ハードウェアアクセラレーション機能を使用する』にチェックを入れる
・ツール＞オプション＞詳細＞設定エディタ
gfx.direct2d.disabled を true にする
・フィルターのルールをすべて削除
・新規にメールアカウントを設定し直し
・PCを変える
など試しましたが、改善せず
ちなみに、メールのデータや設定ファイルは
C:\Users\【ログインユーザー名】\AppData\Roaming\Thunderbird
に入っています。