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@background { } で、気軽にマルチスレッド処理を行う方法

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お目汚し失礼致します。
これはiOS Second Stage Advent Calendar 2013の12月23日分の記事です。

@synchronizedがあるんだから、@backgroundがあっても良いじゃない。
そんな気持ちで書きました。

1. マクロを定義します

下記のようなマクロを定義します。
下記のようなもんをマクロとは言わん、という意見は受け付けません。

background-Prefix.pch
#define background \
try{}@finally{}\
__block void (^backgroundBlock)();\
[[NSOperationQueue mainQueue] addOperationWithBlock:^{\
    dispatch_async(dispatch_get_global_queue(DISPATCH_QUEUE_PRIORITY_DEFAULT, 0), ^{\
        backgroundBlock();\
    });\
}];\
backgroundBlock = ^

プリコンパイルドヘッダ(拡張子が.pchって感じのです)に入れれば、
全てのソースファイルから照会できるので使いやすいかもしれません。

2. 使います

下記のような感じで使います。

AppDelegate.m
for (int i = 0; i < 10; i++)
{
    @background
    {
        NSLog(@"%d", i);
    };
}

バックグラウンドで処理が行われているので、
結果は「0 1 2 3 4 6 5 7 9 8」とかそんな感じにバラけると思います。

普通に0から9まで表示されることもあると思いますが、
まあそんな時は10回と言わず100回もループすればバラけると思います。

簡潔ではありましたが、24日のサンタ狩りの準備がありますので、
このあたりで失礼させて頂きます。

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