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図から逆引きするgeom_*関数 (ggplot2)

Last updated at 2020-05-20Posted at 2020-04-28

ggplot2を使うといろいろな図が簡単に描画できます。
しかし「こんな図がほしい」と思ったときにその図の描画に適した関数を見つけることはしばしば難しいです。それは図のイメージを検索ワードにうまく変換できないからだと思います（例えばバイオリンプロットとか）。

そこで今回、ggplot2のgeom_関数について図から逆引きできる一覧を作りました。ここでは図を一番大きくして説明についてはリンク先（公式レファレンス）に任せています。
用途から検索するにはggplot2のチートシートが、関数名から検索するには公式レファレンスが適しているのでそちらもぜひ参照してみてください。

気になった図についてリンク先を見たり検索したりするという使い方をしていただければと思います。

※順番およびグルーピングは公式レファレンスページに則っています。図は公式レファレンスページのコードを使用して描画しています。ライセンスはGPL-2を継承します。
Source: Wickham H (2016). ggplot2: Elegant Graphics for Data Analysis. Springer-Verlag New York. ISBN 978-3-319-24277-4, https://ggplot2.tidyverse.org.

基準線：`geom_abline`, `geom_hline`, `geom_vline`

棒グラフ：`geom_bar`, `geom_col`

カウント数に基づくヒートマップ：`geom_bin2d`

無描画：`geom_blank`

箱ひげ図：`geom_boxplot`

等高線：`geom_contour`, `geom_contour_filled`

カウント数で重み付けした散布図：`geom_count`

（エラーバーなどの）区間の描画：`geom_crossbar`, `geom_errorbar`, `geom_linerange`, `geom_pointrange`

平滑化密度推定に基づく図：`geom_density`

2次元密度推定に基づく等高線：`geom_density_2d`

ドットプロット：`geom_dotplot`

水平のエラーバー：`geom_errorbarh`

頻度ポリゴンとヒストグラム：`geom_freqpoly` , `geom_histogram`

カウント数に基づく六角ヒートマップ：`geom_hex`

ジッターポイント：`geom_jitter`

テキストの描画：`geom_label`, `geom_text`

ポリゴンの描画：`geom_map`

観測の連結（折れ線グラフ）：`geom_path`, `geom_line`, `geom_step`

散布図：`geom_point`

複数ポリゴンの描画：`geom_polygon`

Q-Qプロット：`geom_qq_line`

分位点回帰の描画：`geom_quantile`

タイル描画：`geom_raster`, `geom_rect`, `geom_tile`

範囲の塗りつぶし：`geom_ribbon`, `geom_area`

ラグプロット：`geom_rug`

線分と曲線の描画：`geom_segment`, `geom_curve`

条件付き期待値に基づく平滑線（回帰直線など）の描画：`geom_smooth`

位置、方向、長さに基づく線分の描画：`geom_spoke`

バイオリンプロット：`geom_violin`

sfオブジェクトの視覚化（ベクタの描画）：`geom_sf`, `geom_sf_label`, `geom_sf_text`

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