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Slack連携による生産性向上の施策(その2)〜Slack App編〜

Last updated at Posted at 2024-04-16

はじめに

こちらの記事は三部構成になっております。

また、全ての記事の内容を含んだ動画も用意しております。
動画で確認したい方はコチラまで。
※動画開始50分頃からの内容になります。

Slack App登録の前に

Slack Appから呼び出されるAPIの準備をします。

Lambda関数作成

  1. AWSのコンソール画面でサービス名に lambda と入力し、サービス一覧から【Lambda】をクリック
    スクリーンショット 2024-04-11 17.41.10.png

  2. AWS Lambdaのサービス画面の【関数の作成】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-11 15.39.51.png

  3. 関数名に作成するLambda関数名を入力し、今回はランタイムを【Python 3.11】を選択して【関数の作成】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 10.00.50.png

  4. このようにLambda関数が作成されます
    スクリーンショット 2024-04-12 10.12.00.png

API Gatewayの設定

  1. 作成されたLambda関数の【トリガーを追加】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 10.14.28.png

  2. トリガー追加画面のソースを選択から【API Gateway】を選択、Intentラジオボタンから【Create a new API】を選択、API Typeラジオボタンから【REST API】を選択、Securtyリストボックスから【Open】を選択し【追加】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 12.23.43.png

  3. こちらでAPI Gatewayのトリガーが作成されます
    スクリーンショット 2024-04-12 12.35.51.png

  4. トリガーの詳細はこちら、このAPI endpointは後ほど使います
    スクリーンショット 2024-04-12 12.43.40.png

  5. post_question-APIリンクをクリックし、APIの詳細設定を変更します
    スクリーンショット 2024-04-12 20.22.41.png

  6. API Gateway設定画面の右下にある【統合リクエスト】をクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 20.24.08.png

  7. 画面を下にスクロールすると、統合リクエストの設定があるので【編集】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 20.37.01.png

  8. 統合リクエストの編集画面の【Lambdaプロキシ統合】のスイッチをOFFに設定し、【保存】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 20.43.00.png

  9. 統合リクエストの設定内容が変更されているのを確認して、画面右上の【APIをデプロイ】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 20.41.50.png

  10. デプロイ画面のステージから【default】を選択し、【デプロイ】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 20.48.46.png

  11. デプロイが成功したと表示されたので、これで完了
    スクリーンショット 2024-04-12 20.46.10.png

Lambda関数のコーディング

  1. デフォルトで画面のようなコードが既に作成されております
    スクリーンショット 2024-04-12 12.49.06.png

  2. Slack App作成の際に、APIの認証処理が実行されるので、その認証処理を先に作ります。下記の内容をコードソースに記載します

lambda_function.py
import json

def lambda_handler(event, context):
    # TODO implement
    print(event)
    return {
        'statusCode': 200,
        'body': json.dumps(
            {
                'challenge': event['challenge']
            }
        )
    }

3. コード修正内容を確認して、【Deploy】ボタンをクリック
 スクリーンショット 2024-04-12 12.59.23.png

4. これで準備完了です

Slack Appの作り方

初期作成

  1. Slack Appのサイトへアクセスし、【Create an App】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 15.30.01.png

  2. App作成画面の【From scratch】をクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 18.41.12.png

  3. App NameにSlack App名を入力し、Pick a workspace to develop your app in:にSlack Appを作成するワークスペースを選択し、【Create App】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 18.59.07.png

  4. こちらで、Slack Appの基本情報の画面が表示され初期登録が完了です
    スクリーンショット 2024-04-12 19.05.54.png

OAuth & Permissions 設定

今回はSlackからメッセージをAPIに投げるまでの組み込みに必要な最低限の設定を実施します。

  1. 基本情報画面の左メニューから OAuth & Permissions リンクをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 19.33.20.png

  2. OAuth & Permissionsの設定画面を下にスクロールし、ScopesのBot Token Scopes設定の【Add an OAuth Scope】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 19.37.59.png

  3. OAuth Scopeリストボックスから【channels:history】を選択
    スクリーンショット 2024-04-12 19.47.44.png

Event Subscriptions 設定

  1. 基本情報画面の左メニューから Event Subscriptions リンクをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 20.57.01.png

  2. Event Subscriptionsの設定画面の Enable Events スイッチをONに設定
    スクリーンショット 2024-04-12 20.57.26.png

  3. Request URLのテキストにAPI Gatewayの設定で用意したAPI endpointを入力、直後に認証処理が実行されVerifiedと認証OK!の結果が表示される
    スクリーンショット 2024-04-12 21.07.26.png

  4. Event Subscriptionsの設定画面を下へスクロールし、Subscribe to bot eventsの設定を開いて【Add Bot User Event】ボタンをクリックし、表示されたリストボックスへchannelsと入力し、リスト内容から【message.channels】を選択
    スクリーンショット 2024-04-12 21.18.59.png

  5. Event内容が設定されたことを確認し、画面右下にある【Save Changes】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-12 21.21.24.png

  6. こちらで、EventSubscriptionsの設定が完了です

Slack Appのインストール

  1. 設定が全て完了したので、Slack Appのインストールを実施します。基本情報左メニューから Basic Information リンクをクリック
    スクリーンショット 2024-04-15 10.56.17.png

  2. Basic Information画面の【Install to Workspace】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-15 11.55.07.png

  3. 使用しているWorkspaceに対して、Appの許可を得る為【Allow】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-15 11.55.50.png

  4. 以下の画面に遷移し、Slack Appのインストールが完了
    スクリーンショット 2024-04-15 11.56.03.png

Slack Appを使ってみよう

  1. Slackチャンネルの設定画面を開いて Integrations タブをクリック
    スクリーンショット 2024-04-15 16.39.23.png

  2. 画面中央のAppsにある【Add an App】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-15 16.39.37.png

  3. 追加するアプリを選択する画面の検索文字のテキストに post_question と記入し、対象のアプリが表示されるので【Add】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-15 16.46.29.png

  4. これでSlackチャンネルにSlack Appが登録されます
    スクリーンショット 2024-04-15 16.46.43.png

  5. それでは、(その1)で作成したWorkflow Builderを使ってみます。各入力欄を記入し【Submit】ボタンをクリック
    スクリーンショット 2024-04-15 16.47.04.png

  6. Workflow Builderで入力された内容がチャンネルのメッセージとして記載されます
    スクリーンショット 2024-04-15 16.47.53.png

  7. このタイミングで、作成したLambdaのCloudWatch Logsを確認すると、メッセージの内容がLambda関数に届いていることが確認できます
    スクリーンショット 2024-04-15 16.57.05.png

ここまで

スクリーンショット 2024-04-15 17.13.39.png
Workflow Builderを使って入力した内容が、API Gateway/Lambdaにデータを送信するところまで完了
受け取ったデータを使ってBacklogへの登録、Slackへの通知機能を実装するにはどうするか?

Slack連携による生産性向上の施策(その3)〜AWS Lambda編〜 に続く…

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