2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

setParamをつかってOREMOきりたんになりたい!(2020年春版)

Last updated at Posted at 2020-03-17

setParam を使って個人が歌唱データをラベリングできるようになりました。

操作方法が変わりました。(追記:2020/03/27)

  • 本項追記時の oto2lab 最新版は v1.0.0 です。
  • exe形式で配布するようになりました。配布場所
  • Pythonが不要になりました。
  • Excelが不要になりました。
  • 使い方はReadmeをご覧ください。(記事準備中)

#ここから旧記事(2020/03/26以前)です↓

Pythonで oto2lab ってツールを作った(GitHub)ので紹介します。

注意

  • きりたんにはなれません。
  • OREMO は使いません。
  • 歌唱DBを配布しても歌唱ソフトに採用される可能性は極めて低いです。
    • 追記(2021-03-03):NNSVSの登場により、個人でも歌唱合成用モデルが作れるようになりました。

要点

  • NEUTRINO東北きりたん歌唱データベース が 2020年2月に話題になった。
  • setParam を使って個人が歌唱データをラベリングできるようにした。(無料)
  • Python3
    が必要。(無料)
  • Excel が必要
  • ラベル作成フローは【 UTAU(.ust) → Excel VBAで変換 → setParam(.ini) → oto2labで変換 → 完成(.lab) 】

oto2lab について

本題です。
oto2lab と言いつつ使うのは同梱ファイルの ust2ini2lab です。紛らわしくてすみません

作業フロー

UST
↓ ust2ini2lab で変換(Excel VBAツール自動実行)
INI(未編集)
↓ setParamで音素ラベリング
INI(編集済み)
↓ ust2ini2lab で変換
LAB(完成)

環境構築

  1. Python3 をダウンロードしてインストール。
  2. PowerShell を起動して pip install pywin32 を実行。
  3. oto2lab > ust2ini2lab にあるxlsmファイルを一度開いてマクロ有効化しておく。

操作方法

  1. 環境構築をする。
  2. MIDIからの変換 または 手動でUSTをつくる。
  3. USTまたはMIDIに合わせて歌って録音する。
  4. 開始タイミングがUSTと合うように、録音ファイルを編集する。
  5. USTのブレス部分に「息」ノートを入れる。
  6. USTファイルを oto2lab > ust2ini2lab > ust フォルダに入れる。
  7. WAVファイルを oto2lab > ust2ini2lab > ini フォルダに入れる。(16bit-44100Hz)
  8. ust2ini2lab.py をダブルクリック。
  9. コマンドラインが表示されるので UST→INI の機能を選択。
  10. oto2lab > ust2ini2lab > ini フォルダのINIファイルをsetParamで編集。
  11. ust2ini2lab.py をダブルクリック。
  12. コマンドラインが表示されるので INI→LAB の機能を選択。
  13. 音素ラベリングファイル LAB の完成です!

おわりに

技術紹介が目的のため、環境構築方法や setParamでの詳細な操作は省略します。
実際の操作方法・環境構築・ラベリング説明は動画をご覧ください。
setParamで音素ラベリングしたい!【oto2lab】

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?