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Substance PainterでUnity LWRP用の出力プリセットを作ってみた

Last updated at Posted at 2019-04-04

Substance Painter 2018の出力プリセットについて

最近の物理ベースマテリアル用素材作成に欠かせないSubstance Painterには、様々な環境に向けた出力プリセットがあります。
もちろんUnity向けのプリセットも複数ありますが、リストを確認すると、
・Unity4
・Unity5(Standerd Metallic)
・Unity5(Standerd Specular)
・Unity HD Render Pipeline

となっており、HD Render Pipelineと同時に扱えるようになったLW Render Pipeline向けのプリセットはありません。しかしSubstance Painterでは簡単にこの出力プリセットを作ったり追加する事が出来るので、LWRP用のプリセットを作ってみました。

出力プリセットは以下のファイルを特定のフォルダに加える事で誰でも使ってもらえます。出力設定の共有で手順をご確認後、自己責任にてご使用ください。
Unity LW Render Pipeline(Physically Based).spexp

#出力設定の作成
とはいってもLWRP向けの出力はとてもシンプルで、Unity5(Standerd Metallic)にAmbient Occlusionを追加するだけです。
Export TexturesウィンドウのCONFIGURATIONタブでUnity5(Standerd Metallic)のプリセットを複製し、名前を変更した後にAmbient Occlusionの出力を追加します。
SP_00.jpg

設定を追加すると、エクスポートタブからLWRP用の設定が選べるようになり、AOマップを含めたイメージ群を出力できるようになります。
SP_01.jpg

#出力設定の共有
SubstancePainterでユーザーが追加した出力プリセットは個別のファイル(拡張子.spexp)として以下フォルダに保存されます。

C:\Users\ユーザー\Documents\Allegorithmic\Substance Painter\shelf\export-presets

作成した設定ファイルを、他ユーザーの同フォルダに入れる事で、プリセットを共有する事が出来ます。

#まとめ
このようにSubstance Painterではとても手軽にプリセットを追加できるのでわざわざファイルを配布する必要もないかと思いましたが、大勢のLWRPユーザーが個別に作るのもどうかと思い配布する事にしました。
またSubstance Painter2018.3.3(2019/03/03リリース)時点ではLWRPのプリセットはありませんが、今後公式のプリセットやもっと便利な出力方法なども搭載されるかもしれません。
その際は設定ファイルを削除して頂き、公式のものをご使用頂ければと思います。

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